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栽培管理|デージーの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

デージーの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

デージー写真

デージーは、ヨーロッパから地中海沿岸が原産のキク科の植物です。原産地では多年生の植物ですが、日本では夏越しが難しく、秋まきの1年草として扱われます。和名は「ヒナギク」。春の訪れとともに可愛らしい赤や白の一重咲きや八重咲きの花をいっぱいに咲かせます。草丈は20cm前後とコンパクトな植物で、春の花壇には欠かせません。

管理

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。特に春は生育が旺盛になり、根がよく張るため、鉢植えでは水切れを起こしやすくなります。水切れすると葉先が枯れたり、場合によっては枯死に結びつくので、十分に気をつけましょう。

肥料

早春から春の生育期には、花をたくさん咲かせます。その分、肥料をしっかりと与えます。植え付け時には、適量の粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を施します。また、花数が少なくなったり、葉色が薄くなったりしたら、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を1週間に1回施して追肥をします。

タネまき

タネまきは、9月のヒガンバナが咲くころに行います。育苗箱などにまいて、本葉が2~3枚になったら、根をできるだけ切らないように注意して、1株ずつ3 号ポットにていねいに植え替えます。上から見て、土の表面が見えない程度に葉が茂ったら、イチョウの葉が色づく前に、花壇へ定植します。

花柄摘み

早春から初夏までたくさんの花を咲かせます。花を少しでも多く咲かせるためには、花が終わったら、株元から花茎を切り取ります。こうすると、花芽が上がりやすくなります。また、タネがついて、株が衰えることも避けられます。さらに、花がらにつきやすいカビを予防することもできます。こまめな手入れをしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫

 

 
監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

デージーの育て方のページです。
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