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栽培管理|クウシンサイ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

クウシンサイ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

クウシンサイ【地植え】写真

クウシンサイは、中国南部、東南アジア、インドなどの熱帯アジアを中心として栽培されている、ヒルガオ科のつる性一年生葉菜です。高温多湿下でよく成長し、収穫しても次々にわき芽が伸びてきます。また,さし芽で簡単にふやすことができます。菜類の不足する夏に、中国ではホウレンソウの代用として重宝されています。

管理

水やり

 発芽までは、乾燥させないように水やりしましょう。植えつけ後は、乾燥が激しい場合のみ、たっぷりと水やりします。

追肥

 10月ごろまで長期間収穫可能な野菜なので、肥料切れを起こさせないよう3カ月に1回、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200g、土の上にばらまいて追肥します。また、液体肥料「マイガーデン液体肥料」か「花工場原液」か「ベジフル液肥」の500倍を水やりを兼ねて週1回施すと、育ちがいっそう旺盛になります。

敷きわら

 ポリマルチを敷かない場合は、保湿や雑草防除のために枯れ草やわらなどでマルチをするとよいです。

収穫

収穫

 クウシンサイは、伸びてきたわき芽を次々に収穫して利用する栽培方法をとります。したがって、最初の収穫は、草丈が20cm程度に成長してきたころに、株元から5cmほど残して摘み取ります。以降は、肥料切れに注意しながら20~30cmにわき芽が伸びるたびに、順次摘み取って収穫します。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

クウシンサイ【地植え】の育て方のページです。
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