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準備と植え付け|サンチュ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

サンチュ【地植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

サンチュ【地植え】写真

レタスの仲間は、中近東内陸部の小アジア地域が原産地とされ、15~20℃の冷涼な気候を好みます。

準備

作型や品種の特徴

 栽培の適期は春と秋です。

 サンチュは、食味もよく、焼き肉、サラダ用として人気があります。

 近縁のリーフレタスは、苗を植えつけると約30日で収穫でき、暑さや寒さにも比較的強いので作りやすい種類です。

育て方のコツ

 25℃以上の高温になると、発芽不良や生育不良、また日の長い条件が重なるととう立ちし、花が咲いてしまうので、栽培の適期は春と秋ということになります。

 夜間、外灯などの照明が当たる場所では、日が長いと勘違いして花を咲かせてしまうことがあります。植え場所、置き場所は、そうした場所を避けるようにしましょう。

タネまきと植えつけ

 春まきは、2月下旬~4月上旬、秋まきは8月中旬~9月中旬に作業します。タネは、シードバンにまき、双葉が開いた時点で9cmのポリポットなどに移植し、本葉4~5枚になるまで育てます。あるいは、ポリポットなどにタネをまいて育苗し、同様の大きさになるまで育てます。

 植えつけ2週間前に苦土石灰を1m²当たり150g植え場所の全面にまき、よく耕します。1週間前に堆肥を1m²当たり2kg、粒状肥料「マイガーデンベジフル」1m²当たり200gをまき,土とよく混ぜておきます。

 幅60cmの畝をつくり、育苗した苗や購入した苗を、株間30cmあけて植えつけます。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

サンチュ【地植え】の育て方のページです。
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