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栽培管理|じゃがいも(ばれいしょ)【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
じゃがいも(ばれいしょ)【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。
ナス科ナス属 イモ類のなかでは比較的短期間で収穫できるという特徴があります。
管理
芽かき | 植えつけから20~30日ほどで、芽が3~4本出てきます。芽が10~15cmぐらいのとき、勢いのよいものを1~2本残してかきとっておきます。 |
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追肥・土寄せ (第1回目) |
芽かきがすんだら、土を株元に軽く寄せておきます。500倍に薄めた液体肥料「マイガーデン液体肥料」や「花工場原液」や「ベジフル液肥」を水やり代わりに施します。その後、週に1~2回、同様に追肥しましょう。 |
追肥・土寄せ (第2回目) |
芽かきから2~3週間たったら、再度、同様に追肥し、根元にしっかりと土寄せしておきます。 |
収穫
収穫
葉や茎が黄変し始めたら、収穫時です。春作なら5月下旬頃から、秋作なら11月下旬から少しずつ土を掘り、大きなイモから順に収穫することを「探り掘り」といいます。
イモの掘り上げは、晴天が2~3日続いた時が最適。雨が続いているときに収穫すると、イモが腐りやすくなるので注意しましょう。
ジャガイモの芽や着色部は、ソラニンという有毒アルカロイドを含むので注意が必要です。厚めに皮をむいて加熱して食べれば大丈夫です。ただし、少しでも気分が悪くなった場合は、食べないようにしましょう。
1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
じゃがいも(ばれいしょ)【地植え】の育て方のページです。
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