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準備と植え付け|温帯スイレンの育て方
園芸研究家 倉林雪夫
温帯スイレンを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
水面にぽっかりと花を浮かべる温帯スイレンは昔から人々の心をとらえ、印象派の巨匠モネが夢中になったことでも知られています。池で咲いている姿が印象的ですが、スイレン鉢を使えば家庭でも手軽にその花を楽しむことができます。
使用するもの
- 葉の展開している苗
- スイレン鉢(直径40㎝以上の比較的広いもの)
- 植え込み用の鉢(7~8号以上の浅鉢)
- スイレン用土(なければ、田土、荒木田土、赤玉土小粒で可)
- 肥料(「マイガーデン粒状肥料」が最適)
準備
植えつけ方
根茎が横に伸びてゆくので、伸びる方向にスペースを取って苗を置き、根鉢は崩さず周りに用土を入れて苗を固定します。この時、根茎は土に埋まってもかまいませんが、新芽の先が土に埋まらないよう注意します。肥料は用土に混ぜ込むのではなく、株から離れた位置にまとめて埋め込みます。量は7号浅鉢で15g程度(通常の基準よりかなり多め)です。肥料が水中に溶け出さないよう、しっかりと用土で埋め込んでおきます。
植え込んだ後はすぐに水を張ったスイレン鉢に入れ、株を水没させておきます。
1950年 東京都生まれ 明治大学農学部卒。
三重県の(株)赤塚植物園育種開発部参与。シャクナゲやタイタンビカス等さまざまな植物の育種を担当。熱帯スイレンについては、海外からの導入だけでなく、量産体制のシステム作りや一般への普及に取り組んできた。
NHK「趣味の園芸」で過去2回熱帯スイレンのテーマで出演。
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温帯スイレンの育て方のページです。
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