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準備と植え付け|アベリアの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

アベリアを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

アベリア写真

 アベリアにはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)という和名がつけられていますが、現在はアベリアと学名(Abelia)で呼ばれることがほとんどです。19世紀中期にイタリアで作出された交配種で、両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、半常緑でありながら、寒さに強い特徴を受け継いだ優秀な園芸品種です。

植えつけ方

植えつけ

 ハナゾノツクバネウツギの園芸品種は多少寒さに弱いので、北海道以南など、地面が凍結しない場所での栽培が適します。

 土質は特に選びませんが、水はけがよい土壌が適しています。水はけが悪い土壌では、生育が悪くなります。花を咲かせるためには、日なたから半日陰で栽培します。日陰でも生育しますが、枝が徒長して、花が咲きにくくなります。葉が傷むので、冬の寒風が当たらない場所を選びましょう。

 植えつけは夏(7月~9月中旬)と冬(12月~2月)を除けば、いつでも行なうことができます。根鉢の倍の深さと幅の植え穴を掘り、穴の底に元肥として、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g土に混ぜ入れ、さらに、植え土の1/3程度の量の腐葉土を混ぜて植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

アベリアの育て方のページです。
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