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栽培管理|トウガラシ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

トウガラシ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

トウガラシ【地植え】写真

 世界の三大香辛料のひとつであるトウガラシは、ナス科の香辛野菜です。原産地の中央アメリカ、南アメリカの熱帯地方からヨーロッパ、さらにインドへ伝わって栽培が大発展しました。現在では、世界で最も広く栽培され、消費されている香辛料です。  辛味の成分はカプサイシンで、消化をよくし、食欲を増進させ、血行をよくする働きがあります。

管理

水やり

 発芽までは、乾燥させないように水やりしましょう。植えつけ後は、乾燥が激しい場合のみ、たっぷりと水やりします。

仕立て方・整枝・誘引:

 ピーマン同様、3本仕立てとします。生育の旺盛な3本の枝を残し、それより下の枝は摘み取ります。

追肥

 3カ月に1回、生育の様子を見ながら、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり150~200g、株のまわりの土の上にばらまいて施します。

収穫

収穫

 花後60日程度で、実がまっ赤に熟してきます。株ごと抜いて収穫し、軒下などに吊るして乾燥させる方法と、赤く熟した果実をポキポキ摘み取って収穫する方法があります。また、葉トウガラシの場合は、2~3番果が4~5cmに出そろったところで株ごと引き抜き、葉を摘み取って佃煮などに利用します。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

トウガラシ【地植え】の育て方のページです。
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