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準備と植え付け|にんにく【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

にんにく【地植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

にんにく【地植え】写真

 ニンニクは中央アジア原産で、生育温度は18~20℃と、冷涼な気候を好みます。そのため、暑さにはやや弱く、メジャーな生産地も寒冷地が多いようです。しかし、品種は、暑さが苦手な寒地系と、温暖地でも育つ暖地系に大別されるので、栽培地に合ったものを選ぶことが大切です。  ニンニク特有のにおいはアリシンと呼ばれ、殺菌・抗菌作用があるといわれています。

準備

作型や品種の特徴

 寒地系の品種では、‘ニューホワイト六片'がよく知られています。ニンニクの一大生産地、青森で栽培されるものの選抜種で、暖地でも比較的栽培しやすいとされています。

 暖地系の品種では、九州から関東地方で栽培できる大球の‘平戸'、外皮が紫色で小ぶりな‘紫々丸'(ししまる)、沖縄の在来品種‘島ニンニク'などがあります。

 無臭ニンニクとして出回るものには‘エレファントガーリック'があります。大球で1片でも50gあります。

育て方のコツ

 12~2月の厳寒期、成長停止している場合は、追肥は不要です。成長開始する3~4月に追肥を再開しましょう。なお、マルチをしていない場合は、株元に土寄せし、寒さから守ります。

植えつけ方

植えつけ

 植えつけ適期は9月下旬~10月下旬。園芸店などで球根(種球)を購入します。

 植えつけの2週間前までに、1m²当たり100gの苦土石灰を散布してよく耕し、1週間前までに、1m²当たり堆肥2kgと粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり120gを散布して、よく耕します。幅60cmの畝をつくり、黒マルチを張ります。2条植えなら30cmの間をあけて、株間20cmでマルチに穴をあけ、植え穴を掘ります。植え穴に球根を据え、球根の上に土を2~3cmかけて植えつけましょう。たっぷり水やりをして、発芽を待ちます。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

にんにく【地植え】の育て方のページです。
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