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栽培管理|バジル【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

バジル【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

バジル【地植え】写真

 バジルは、独特の芳香を有するハーブのひとつで、トマトにぴったりマッチすることから、イタリア料理に欠かせない素材として、近年たいへんポピュラーになりました。熱帯アジア原産のシソ科の多年草(日本では一年草)で、別名をメボウキといいます。水に浸けたタネの表面がゼリー状になり、それで眼を洗浄したことから、メボウキ(目箒)と呼ばれるようになったそうです。草丈は40~60cm程度で、育てやすいのが特徴です。

管理

水やり

 発芽までは、乾燥させないように水やりしましょう。植えつけ後は、乾燥が激しい場合のみ、たっぷりと水やりします。

追肥

 植えつけから2~3カ月後、1m²当たり120gの粒状肥料「マイガーデンベジフル」を株間にばらまいて追肥し、軽く土寄せします。収穫開始後は、2~3カ月毎を目安に同様の肥料を同量、追肥し、土寄せします。肥料切れさせないようにしましょう。

採種

 開花し、タネができ始めたら、次年度にまくタネを採種することができます。枝が枯れてくるまでタネを成熟させたら、枝をしごくようにタネをむしり取ります。そのまま乾燥させた後、手でよく揉んでタネとゴミを分離させましょう。タネは封筒などに入れ、乾燥剤とともに缶に入れて保存します。

収穫

収穫

 植えつけの30~40日後を目安に、草丈が20cmぐらいになったら順次収穫します。収穫の方法は、茎をハサミで収穫するか、葉のみを摘み取ります。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

バジル【地植え】の育て方のページです。
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