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栽培管理|ミニゴボウ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

ミニゴボウ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ミニゴボウ【地植え】写真

 ゴボウはキク科の直根類の野菜です。食用として利用しているのは日本ぐらいで、諸外国、特にヨーロッパでは雑草にすぎません。生育適温は20~25℃と温暖な気候を好みます。   ゴボウは、食物繊維が豊富なヘルシー野菜で、ダイエットが注目される現代では、食品として重要な位置を占めるようになってきました。

管理

水やり

 タネが発芽するまでは、乾かさないように水やりします。発芽後は、土が乾いたら十分に水やりしましょう。

間引き・土寄せ

 本葉1~2枚のころに間引いて、2本立ちにします。間引きが終わったら、軽く土寄せしましょう。

 本葉3~4枚のころに1本立ちにし、また土寄せしておきます。さらに本葉5~6枚のころにも、株元へ土寄せしておきましょう。

追肥

 肥料切れを起こさせないように、3カ月に1回、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり120g、土の上にばらまいて追肥します。

収穫

収穫

 葉が枯れ始める12月ごろが収穫適期ですが、10月下旬から掘り始めができ、3月まで収穫可能です。掘り取りは、ゴボウ収穫専用の用具、「エンピ」があるので、利用すると面白いでしょう。根の直径が1cmぐらいの若いゴボウにも利用できます。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

ミニゴボウ【地植え】の育て方のページです。
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