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栽培管理|ラディッシュ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

ラディッシュ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ラディッシュ【地植え】写真

別名は「二十日大根(ハツカダイコン)」。その名にふさわしく、約30日ほどで収穫できるミニダイコンです。畑や菜園がちょっとあいたときに、つくっておく「間作」が可能です。また、アブラナ科の野菜ながらもラディッシュは、連作すると発生しやすい根こぶ病が出ないため、コマツナやハクサイ、キャベツなどの前後にもつくることができます。 生育適温は20℃前後で冷涼な気候を好み、主に春まきと秋まきにします。また

管理

間引き

3~4日ほどで発芽するので、生育のよいものを残して3~4cmに1株になるように間引きます。間引き後は、根元に軽く土寄せして、倒れないようにしておきます。

追肥・土寄せ

本葉が4~5枚になったら、500倍に薄めた液体肥料「マイガーデン液体肥料」や「花工場原液」や「ベジフル液肥」を水やり代わりに施します。その後、1週間に1~2回、同様に追肥します。同時に、根元に軽く土寄せをしておきましょう。

収穫

収穫

タネまき後28~30日後、地表にせり上がってくる根元の直径が2~3cmになったら、収穫適期です。葉のつけ根を持って上に引き上げて、収穫しましょう。取り遅れると中に「す」が入ったり、根が割れるので注意します。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

ラディッシュ【地植え】の育て方のページです。
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