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準備と植え付け|わけぎ【地植え】の育て方

監修:恵泉女学園大学教授 藤田智

わけぎ【地植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

わけぎ【地植え】写真

 日本の各地で栽培されるネギ類は、大きく、長ネギ(根深ネギ)とワケギ・葉ネギに分けられます。ワケギ・葉ネギは主に緑色の葉身部を収穫するタイプです。ワケギを漢字で書くと分葱で、球根を植えつけると、何本かに分けつすることから名づけられました。  栽培が実に簡単なうえ、数回収穫できるため、初心者にもおすすめの野菜です。似た種類にアサツキがありますが、どちらかというとワケギは関東以西、アサツキは関東

準備

作型や品種の特徴

 品種の分化はありますが、園芸店などでワケギと称して販売されている球根を購入します。

育て方のコツ

 追肥の際に土寄せをして、根元がぐらつかないように努めましょう。

植えつけ方

植えつけ

 植えつけ適期は8月下旬~9月上旬。初めての場合は種苗店などで球根(種球)を購入します。

 植えつけの2週間前までに、1m²当たり100gの苦土石灰を散布してよく耕します。1週間前までに、畝全面に1m²当たり堆肥2kgと粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200gを散布し、土に混ぜ込みよく耕します。幅50~60cmの畝を立てて、表面を平らにならした後、ワケギの球根を15~20cm間隔で2球ずつ植えつけます。

監修 恵泉女学園大学教授 藤田智

1959年、秋田県生まれ。岩手大学農学部、岩手大学大学院終了。恵泉女学園短期大学助教授を経て、現在、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授(専門は、野菜園芸学、農業教育学)。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会)  など多数あり。

わけぎ【地植え】の育て方のページです。
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