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栽培管理|カラテアの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

カラテアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

カラテア写真

 カラテアは、熱帯アメリカを中心とした地域に300種余りが分布しています。葉の模様や色彩が美しいので観葉植物として利用されていますが、クロカタ(Calathea crocata)のように花が美しい種類もあります。日陰に強く、一年中室内に飾れるので、インテリアグリーンとしては最適の植物といえるでしょう。

管理

置き場所

 年間を通して室内の明るい日陰に置きます。夏の強い日ざしは葉焼けを起こすので、直射光線は避けて置くようにしましょう。

水やり

 高温多湿を好むので、春から秋は、鉢土の表面がうっすら乾いてきたらたっぷり水やりします。夏はよく乾くので、朝夕1日2回水やりして乾かさないように注意します。水が不足すると、葉が丸まってしまいます。

 冬は乾かし気味に管理しますが、葉水をこまめに与え、空中湿度を上げてやります。葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」が利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。

肥料

 春から秋の生育期に、2~3カ月に1回程度用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。特に夏は良く育つので2週間に1回程度、液体肥料「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わりに施します。

冬越し

 できるだけ暖かい部屋に置きます。低温に遭うと、葉にシミが出たり、葉の縁が枯れ込んだりします。15℃以上ある場所に置くのがベストですが、乾かし気味に管理すれば10℃程度で冬越しできます。

ふやし方

 温度と湿度の高い梅雨時に、株分けでふやします。根鉢を鉢から取り出し、葉を数枚つけて2つか3つに株分けします。腐った根や、弱々しい茎は取り除き、元気のよい新芽を残すようにして、新しい培養土で植えつけます。株分け後、2週間程度は日陰に置いて養生し、徐々に明るい場所に移動させます。

 

栽培のポイント

 高温多湿と弱い光線を好むので、室内の明るい日陰に置いて乾燥に注意して育てます。水が不足したり、日当たりが強すぎたりすると、葉が丸まってしまいます。そのような場合は、早めに水を与え、鉢を日陰に移動させることで回復します。冬の低温で多少傷んだ株も、高温期に植え替えると回復するので、諦めずに冬越しさせてみて下さい。

 

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

カラテアの育て方のページです。
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