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栽培管理|アメリカテマリシモツケの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

アメリカテマリシモツケの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アメリカテマリシモツケ写真

 アメリカテマリシモツケ(Physocarpus oplifolius)は、近年普及したバラ科テマリシモツケ属のガーデニング向き花木です。花や葉はシモツケやコデマリに似ていますが、全体に大型で花もよく咲き、育てやすい落葉灌木です。葉色が黄色や茶色の品種の人気が高く、花がない時期でも観賞価値があります。

管理

水やり

 特に必要ありませんが、極端に乾く夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。

肥料

1~2月に寒肥、開花後の6~7月にお礼肥として、油かすや粒状肥料「マイガーデン植物全般用」1㎡当たり150gを施します。

剪定

 樹形が乱れたり、枝が多数出ている場合は、開花後に好みの樹形になるように剪定します。重なっている枝や古い枝は基部から切り除きます。作業が遅れると枝が出るのが遅くなり、夏までに花芽ができないので、遅れないように注意しましょう。
夏以降の剪定は、できた花芽を切ってしまうことになります。成株になれば、自然に樹形がと整うので、通常の剪定では、枯れ枝や伸びすぎた枝を切り除く程度にします。

ふやし方

 さし木でふやすことができます。新梢が硬くなる6~7月に枝を2、3節で切り取ります。節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り、長さが7〜8cmになるように調整します。切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、平鉢や育苗箱に入れた赤玉土小粒やさし木用土に2~3cmほどの深さでさし、日陰に置いて乾かさないように管理します。
また、吸枝(きゅうし:地下で伸びる枝)でも容易にふやすことができます。春から秋に株元の地面から新しい枝が出てくるので、親株との間の地面にスコップをさして切り、掘り起こして植えつけます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

アメリカテマリシモツケの育て方のページです。
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