緑のカーテンの育て方

つる植物で窓を覆う「緑のカーテン」は、日差しをさえぎるだけではなく、他にも良い点がたくさんあります。緑のカーテンの育て方(総論)では、緑のカーテンを作る為に必要なものや、作るときのコツについて解説しています。

緑のカーテンとは

緑のカーテンのお家

今や、熱帯よりも暑いといわれる日本の夏。コンクリートやアスファルトに囲まれた環境では、なかなか気温が下がりません。そこで、つる植物を使って窓を覆い、室内への日差しをさえぎる「緑のカーテン」を作ってみませんか。緑のカーテンは、直射日光をやわらげ、建物の壁面の温度上昇を抑えることが、科学的にも実証されています。また、部屋の中からながめても、緑の葉の間からこぼれる光が美しく、見た目も涼しげです。さらに、葉の間を通り抜けてくる風はさわやかで気持ちよいと、まさにいいことづくしなのです。

つる植物は成長が早く、春に定植すれば、真夏には葉をいっぱい茂らせ、カーテンができ上がります。つる植物には、アサガオやゴーヤーなどの1年草のほか、トケイソウやジャスミン、ブドウなどの多年生植物があります。特に、緑のカーテンには、夏によく茂って日よけになり、秋には枯れて、刈り取れば再び光を取り込むことができる1年草、または宿根草がおすすめです。緑の葉にきれいな花や果実が加われば、楽しみも倍増します。

1)カーテンを作る際に必要なもの

つるもの用ネットまたはひも、支柱など。アーチ型の支柱を組み合わせれば、緑のトンネルを作ることもできます。つるもの用ネットには、いろいろなサイズがあります。植物の種類や取りつける場所に合う大きさのものを選びましょう。つるもの用ネットは、植物が枯れたときに取り除きにくいのが少々難点ですが、きちんと取り除けば、翌年も使用することができます。また、ビニール紐ではなく麻ひもを用いれば、植物が枯れたときに、植物体と一緒に細かく刻んで、堆肥づくりに混ぜることができます。

2)カーテンを作るときのコツ

生育おう盛なつる植物は、草丈を伸ばすとともに、根もどんどん広がるので、地植えが適します。地植えできない場合も、土がたっぷり入る大型のプランターを用意します。支柱をさしたプランターが倒れないように、深さのあるものがよいでしょう。また、水と肥料を切らせないことが大切です。つる植物は、地面から何mも先まで水を送り届けなければならないので、水が不足すると、すぐに多くの葉がしおれてしまいます。特に真夏は、朝夕しっかり水やりしましょう。また、肥料が切れると葉が黄色くなって落ちるので、定期的な追肥を忘れずに行いましょう。

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