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肥料成分の働き リン酸(P)

リン酸(P)がどのような働きをするのか、不足した時の症状(欠乏症)、過剰な時の症状(過剰症)について解説します。

植物体内での働き

リン酸(P)は遺伝子の元になるDNA(核酸)の重要な構成成分です。また生物の細胞膜の構成成分でもあり、糖類と結合して生物体内でのエネルギーのやりとり(呼吸作用)に役立ちます。植物では開花・結実を促進したり、根の伸長、発芽や花芽のつきをよくする働きがあります。 果実の成熟や品質の向上にも役立ちます。通常、植物を栽培する場合は必ず肥料として必要になる「三大要素」のひとつです。

欠乏症

花数が減少し、開花・結実が悪くなり、成熟が遅れてきます。急激なリン酸欠乏では新しい葉が小さく、茎も細くなります。果実では甘味が少なくなり品質が低下します。

リン酸欠乏による下位葉枯れ、果実成熟停止(トマト)
リン酸欠乏による下位葉枯れ、果実成熟停止(トマト)
リン酸欠乏による葉の小型化、濃色化(写真奥)(いちご)
リン酸欠乏による葉の小型化、濃色化(写真奥)(いちご)

過剰症

通常の栽培ではリン酸過剰症は出にくいですが、極端な過剰では草丈が伸びず、生育不良となります。また亜鉛、鉄、マグネシウムなどの欠乏症状を誘発します。

リン酸過剰によるカリ欠乏類似症状(キャベツ)
リン酸過剰によるカリ欠乏類似症状(キャベツ)
リン酸過剰によるカリ欠乏症(トマト)
リン酸過剰によるカリ欠乏症(トマト)

リン酸(P)の働きと不足した時の症状(欠乏症)、過剰な時の症状(過剰症)について解説しています。
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