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暮らしの中で園芸を楽しむ園芸の基本
まずは知りたい園芸知識

土作りについての基礎知識をご紹介します。このページでは栽培に適した土への改良の方法について、土の状態ごとに改良の方法をご紹介しています。

3.園芸作業は土作りから


3-2.栽培に適した土の改良

状況を知ることで対処できる

地域や環境によって土壌の状態はさまざまですが、欠点のある土でもよい土に変えることができます。改良の基本は、腐葉土や堆肥などの有機物を加えてよく耕すことです。深いところまで空気が提供できるよう、地表から30~40㎝以上を目安に掘り返します。

土質の改良方法

■酸性のとき
酸性土壌は植物の根を傷め、養分や水分の吸収が阻害されるので、消石灰か苦土石灰をまいて酸度調整をする。石灰を一箇所に多量に施すと土が硬くなるので、均等にまき、まいたらすぐに土と十分に混ぜ合わせることが大事。なお、石灰資材と堆肥を同時にまくとアンモニアが発生するので、酸度調整は堆肥を施す1週間前に済ませておく。

酸性のとき
酸性のときは石灰をまく
酸性のとき
すぐに石灰と土を混ぜ合わせる

■アルカリ性のとき
降雨の多い日本では自然にはアルカリ性土壌は存在しないが、石灰をやりすぎたり、コンクリート造の隣接地などで、アルカリ性を中和するときは、酸度調整していないピートモスを施す。


■粘土質のとき
水はけが悪いときは、堆肥と同時に人工用土のパーライトを1㎡当たり5?ほどまいて、深く耕す。


■砂質のとき
水はけがよすぎると、肥料も流れ出てやせ地になってしまう。水もちをよくするために、堆肥や腐葉土を多めに入れ、粘質性が強く保水性に富む荒木田土や赤玉小粒を表土にまき、深く耕して土とよく混ぜる。

砂質のとき
砂質のときは水もちがよくなるようにする

栽培に適した土の改良のページです。
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