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暮らしの中で園芸を楽しむ園芸の基本
まずは知りたい園芸知識

土作りについての基礎知識をご紹介します。このページでは野菜を育てるための土作りについて作業の方法をご紹介しています。

3.園芸作業は土作りから


3-6.野菜が育つ土づくり

野菜をつくるうえで、最もよい土とは、水はけや通気性、保水性がよいことはもちろん、堆肥などの有機物を多く含む肥沃な土であり、さらに土壌酸度が適正で、病原菌や害虫が少ないことです。
どんなによい土質の菜園でも、野菜をつくり続けると土も疲れてやせてきます。また、病害虫が発生しやすくなります。年に1回は土づくりをし直すことも大事になります。

菜園の土の良し悪しを判断する

堆肥や腐葉土などの有機物をたっぷり入れてつくった土は、手で触るとふかふかして軟らかいです。このような土は野菜がよく育つ団粒構造の土です。まず、自分の畑土を診断してみましょう。園芸用の支柱を畑に差し込んだとき、力を入れないで20cm程度、目一杯力を入れて60cm以上さされば土づくりは合格です。(「3-1.植物が育つ土づくり:よい土と悪い土とは・庭土を掘ってみる」参照)

野菜のタネまきや植えつけの前に行う作業(土づくり)

土づくりは、タネまきや苗の植えつけ2週間前には、終わらせましょう。



① レーキを使って雑草などをとる。

レーキを使って雑草などをとる


② ショベルで土を深さ30~40㎝ほど掘り起こす。刃の部分に足をかけ、体重をかけると硬い土も楽に掘り起こせる。

ショベルで土を深さ30~40㎝ほど掘り起こす。刃の部分に足をかけ、体重をかけると硬い土も楽に掘り起こせる


③ クワを使って耕すときは、クワを小さく上下させて掘り起こしながら前に進む。

クワを使って耕すときは、クワを小さく上下させて掘り起こしながら前に進む


④ 野菜が育ちやすいpH6.0~6.5の弱酸性にするため、石灰100~200g/㎡を全面に均一に散布する。


野菜が育ちやすいpH6.0~6.5の弱酸性にするため、石灰100~200g/㎡を全面に均一に散布する


⑤ 石灰をまいたらすぐに、クワを使って土とよく混ぜ合わせる。


石灰をまいたらすぐに、クワを使って土とよく混ぜ合わせる


⑥ 石灰を施した1~2週間後、完熟堆肥を1㎡当たり2㎏ほど散布する。


石灰を施した1~2週間後、完熟堆肥を1㎡当たり2㎏ほど散布する


⑦ 同時に化成肥料100~200gを散布する。


同時に化成肥料100~200gを散布する


⑧ 全体を十分に耕して土に混ぜ込む。


全体を十分に耕して土に混ぜ込む


⑨ クワの背やレーキなどで表面を平らにならしておく。これで菜園の土づくりは完了。


クワの背やレーキなどで表面を平らにならしておく。これで菜園の土づくりは完了


野菜を育てるための土作りについてご紹介しています。
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