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ふやして楽しむテクニック:木や草花のリフレッシュと繁殖をご紹介します。このページでは庭木、花木の挿し木についてご紹介しています。

6.ふやして楽しむテクニック:木や草花のリフレッシュと繁殖

6-9.庭木、花木の挿し木

樹木は芽吹く前の休眠挿しか、梅雨挿し(緑枝挿し)にすると発根も容易です。

アジサイ(緑枝挿し)

アジサイ(緑枝挿し)

適期 5~7月

① 今年の春から伸びた緑色の新梢で、節が詰まった枝を採取し、2節ずつに切り分ける。

① 今年の春から伸びた緑色の新梢で、節が詰まった枝を採取し、2節ずつに切り分ける。

② 下葉を取り、茎の切り口をナイフで斜めに切り戻し、残す葉も蒸散を防ぐために半分に切る。

② 下葉を取り、茎の切り口をナイフで斜めに切り戻し、残す葉も蒸散を防ぐために半分に切る。

③ 挿し穂を30分から1時間ほど水につけ、十分水揚げする。

③ 挿し穂を30分から1時間ほど水につけ、十分水揚げする。

④ 十分に湿らせた用土に、割りばしなどでガイドの穴をあける。

④ 十分に湿らせた用土に、割りばしなどでガイドの穴をあける。

⑤ 下の一節を埋めるように用土に挿す。

⑤ 下の一節を埋めるように用土に挿す。

⑥ 葉が触れ合う程度の間隔で、なるべく鉢の縁に沿って挿すのがコツ。

⑥ 葉が触れ合う程度の間隔で、なるべく鉢の縁に沿って挿すのがコツ。

⑦ 十分に水をやり、針金を十字に渡す。

⑦ 十分に水をやり、針金を十字に渡す。

⑧ 上からビニールで覆い、きっちり縛って密閉挿しにする。明るい日陰で管理する。

⑧ 上からビニールで覆い、きっちり縛って密閉挿しにする。明るい日陰で管理する。

*密閉挿しは、挿し木では発根しにくい種類や緑枝挿しをするときに行われる方法。発根するまで透明なビニールフィルムなどで挿し床を覆って密閉するので、鉢内の湿度が高くなり、葉からの水分の蒸散が抑えられ、葉がしおれるのを防ぐとともに、保温効果も得られ、発根がよくなる。

休眠枝挿し

落葉樹は一般に枝に養分が蓄えられている2月下旬~3月に挿し木を行うが、秋から冬にかけて採取した新梢を土に埋めて貯蔵し、3月ごろに挿し木する方法もある。


できるだけ太い枝を穂木として採取し、長さ10~15㎝ほどに切り分け、半日以上水につけて吸水し、挿し穂を垂直に用土に挿す。たっぷり水をやり、明るい日陰で管理する。

手軽で簡単な水挿し

水を入れたコップなどに切った枝を挿しておくだけで発根する植物もある。これも挿し木の方法で、コリウス、バジル、ポトス、アイビー、ヤナギ、サルスベリなどで行え、こまめに水を変え腐らせないように注意する。育ったらポットに鉢上げする。

庭木、花木の挿し木についてご紹介しています。
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