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整枝・剪定のテクニック:樹形を整えるをご紹介します。このページでは整枝・剪定の目的についてご紹介しています。

7.整枝・剪定のテクニック:樹形を整える

7-1整枝・剪定の目的

庭木や花木は年々枝を伸ばします。茂りすぎると通風や採光が悪くなり、樹形が乱れたり、樹勢が弱ったりする上に、病害虫の発生源になります。限られたスペースの中では整枝・剪定は欠かせません。整枝・剪定は樹形を整えるだけでなく、新芽の発生を促して花つきをよくし、病害虫の予防にもなります。

不要枝のいろいろ

忌み枝ともいい、養分を奪ってしまう強い枝、込みすぎて採光・通風を妨げる枝、見た目に不自然で全体のバランスを欠く枝などは剪定します。
落葉期は枝振りなど樹姿がよく見え、不要な枝もわかりやすいのでよく観察してみましょう。

落葉期は枝振りなど樹姿がよく見え、不要な枝もわかりやすい。よく観察してみましょう。

平行枝

平行枝

同じ方向に伸びる枝で重なり枝ともいう。樹形のバランスが悪くなるので、ほかの枝とのつり合いを見て、どちらかの枝を切る。


ひこばえ

胴吹き枝
胴吹き枝

「やご吹き」ともいい、株元から何本も伸び出す小さな幹。生長が早く、樹形を乱し勢いを損ねるので元から切り取る。コンテナ植えにしたものも、早めに処分する。


胴吹き枝

交差枝

幹の途中から芽吹いた枝。樹形を乱し、養分を吸い取るので、不要ならば小さいうちに基部から切り取る。


交差枝

交差枝
交差枝

正常に伸びている枝と交差する枝で、「絡み枝」ともいう。幹のほうにむかって伸びる枝は「逆さ枝」。美観を損ね、枝葉が込んで蒸れる原因にもなるので、どちらかを元から切る。


車枝

車枝

1か所から3本以上の枝が出ているもの。美観が損なわれるため、ほかとのバランスを取りながら1本だけ残してほかは切る。

整枝・剪定の目的についてご紹介しています。
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