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植物をもっと元気に育てるには?
次々と花を咲かせる植物。いつまでも眺めていたい気持ちになりますよね。さて、花の寿命を終えて、枯れてしまった花はどうしていますか?
枯れた花や葉をそのままにしておくと、株の寿命が短くなったり、病気や害虫発生の原因になることも。見つけ次第、取り除いて、いつでも見栄えよく、清潔な株を保ちましょう。鉢の周囲をきれいにしておくことも忘れずに!
枯れた花を切って見ばえよく
枯れた花は、見苦しくないようにすぐ切り取ります。
花がついた茎が枝分かれした部分や、根元の部分を切りましょう。
枯れ葉もこまめに摘み取って
株元近くに、茶色く枯れた葉があったら、手で摘み取ったり、ハサミで切り取っておきます。枯れ葉が風通しを悪化させたり、カビの原因になると、植物の健康を侵すことがあります。
鉢土に生える雑草もチェック
鉢土の乾き具合をチェックするときに、雑草が生えていないかも調べ、生えていたら抜き取ります。放置すると雑草がふえて見栄えが劣るうえ、病気や害虫の原因になることもあります。
植物を植えつけるときに、土に混ぜた肥料。「マイガーデン植物全般用」は長~く効果が持続するタイプだから、植えつけから2~3カ月の間は、肥料を追加する必要はありません。4月に植えた植物なら、そろそろ肥料が切れる時期です。今月から来月の間に、追加の肥料、追肥を与えましょう。与え忘れると、花数が減ったり、成長が衰えてしまうことがあります。
株元にパラパラ追加の肥料を
4号(直径12cm)鉢なら2~3g、5号(直径15cm)鉢なら5gの「マイガーデン植物全般用」を、株元にパラパラとまいて追肥の作業は完了です。
大切に育てている植物は、どんな場所に置いてありますか?お部屋からもよく見えるテラスの軒下や、ベランダに置いているなら、雨でも植物に水がかからないので、水やりが必要です。また、こんもりと茂っている株は、葉が濡れても、株元の土まで雨が届かないことが多く、雨なのに水切れして枯れてしまうことも少なくありません。水やりは、鉢土の乾き具合をチェックすることを忘れずに。もう一度、5月「植物を心地よく過ごさせるには?」の「水やりのプロセス」を復習しましょう。
雨でも鉢土はチェックして
株元の葉をめくって、必ず鉢土の乾き具合をチェック。
乾いていたら、株元へたっぷり水を注ぎましょう。
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住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。