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「タッジーマッジー」とは、本来はハーブでつくった小さなブーケのこと。中世に、悪魔や伝染病などから身を守るために持ち歩いた小さな花束に由来します。今では、花とハーブで円を描くようにまとめたブーケを、タッジーマッジーと呼ぶこともあります。
お庭やベランダで丹誠込めて育てている花が、元気よくたくさん咲いたなら、少しずつ切って花束をこしらえてみましょう。中心にする花に添わせて束にする、タッジーマッジーならかんたんです。つくったタッジーマッジーは、リビングはもちろん、寝室や家事室にちょっと飾るのにもぴったり。また、ちょっとしたお礼やお返しにも便利。母の日のさりげないプレゼントにもちょうどよいですね。
Process 1
まず、材料にする花や葉を用意します。写真のように、両手で軽く束ねたときに、収まるぐらいの量がちょうどよいでしょう。
Process 2
タッジーマッジーの中心にする花の長さを決めます。手を広げて、親指から小指の先までの長さを基本にし、その長さで、中心にする花の茎を切りそろえます。
Process 3
枝分かれしている花は、分かれている箇所で切って、整えておきます。
Process 4
茎の切り口を水に浸し、水中で茎を少しだけ切ります。こうすると切り口から空気が入らず、水が吸い上げられ、花が長持ちします。
Process 5
今回は、バラとマーガレットを中心にします。長さを切りそろえ、茎の切り口を水中で切り戻し終わったところ。
Process 6
今回は、バラとマーガレットを中心にします。長さを切りそろえ、茎の切り口を水中で切り戻し終わったところ。
Process 7
今回は、バラとマーガレットを中心にします。長さを切りそろえ、茎の切り口を水中で切り戻し終わったところ。
Process 8
Process 7 にマーガレットを添え、バラと同じ側の手で持ちます。
Process 9
花を持っている手の指を少しあけて、2本目のマーガレットを挟みこむようにして、バラの向こう側に添えます。同様にして、バラを取り囲むように数本のマーガレットを添えます。
Process 10
バラとマーガレットを囲むように、小花(今回はフレンチラベンダーやオダマキなどを使用)も同様に添えていきます。
Process 11
すべての小花を添え終わったところ。
Process 12
今度は葉(今回はシロタエギクなどを使用)を添えていきます。
alt="Process 13
最後に大きな葉(今回はプリムラ・シネンシスの葉を使用)を、全体を囲むようにして添えます。
Process 14
手で持っている位置を、用意したひもでぎゅっと縛ります。
Process 15
ひものところを手で握り、握りこぶしの下辺りの位置で、茎を切りそろえます。
Process 16
茎の切り口をたっぷりと湿らせたペーパーで包み、ビニール袋やアルミホイルでさらにくるんで、できあがり!
リボンをかけたり、きれいなラッピングをほどこしても。写真はリボンの代わりに、シュシュをあしらいました。シュシュもプレゼントになりますね。
制作/Round*R
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