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気温が上がり、バラの芽も膨らみ始める春。
開花するのを今か今かと待つ方も多いでしょう。
この時期に重要になるのが「お手入れ」です。
今回は「木立性バラの肥料」のおさらいと、ぜひマスターしておきたいバラの「芽かき」について解説します。
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「バラは肥料食い」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、 単に沢山肥料をあげれば良いと言うことではありません。必要以上の肥料はかえって生育に悪影響となるので注意してください。
バラが「肥料食い」と言われるのは、元肥や芽出し肥・お礼肥など、生育状態に合わせて肥料を施す必要があるためです。
では、「いつ」「どうやって」肥料を与えればよいのか、時期ごとにまとめてご紹介します。
4月、5月は新苗の植えつけに適した時期。多くの芽が伸び、葉もボリュームを増すので、水やりも欠かせません。
そんな4月、5月にバラに与える肥料とその与え方は
元肥として、粒状肥料を植えつけ時にばらまく。
生育に併せて規定倍率に希釈した液体肥料を1週間に1回。
適量の粒状肥料を株元にばらまく。
肥料を与えすぎると成長を妨げることもあるので、適量を守るようにしましょう。
※温度変化に合わせて肥料の溶出量を調節してくれる「マイローズばらの肥料 」
6月、7月は、二番花・三番花を咲かせるために、花が咲き終わるごとに花がら摘みを行います。
また、枝元や枝のあちらこちらから若くて勢いのある「シュート」と呼ばれる枝が伸びてきます。シュートが出てきたら、5枚葉6から8枚でピンチしてください。
この時期の肥料の目安は
鉢植えの場合
規定倍率に希釈した液体肥料を1週間に1回。
庭植えの場合
雨で流される分、速効性の肥料を株周りに追肥。
ハダニや黒星病などの病害虫が発生する時期でもあるため、病害虫防除にも気を配るといいでしょう。
※病気対策にはローテーション散布
8月、9月は夏剪定を行う時期。
この夏剪定に合わせて肥料を与えるのがポイントです。
この時期の肥料の与え方は
鉢植えの場合
規定倍率に希釈した液体肥料を1週間に1回。
庭植えの場合
適量の粒状肥料を株元にばらまくように。
コガネムシ幼虫やうどんこ病の発生、ハダニや黒星病の予防にも注意しましょう。
秋に花が咲いたら、今年の花は終わり。
花が終わったら、通常よりも多くの葉が残るように花がら摘みをしましょう。
この時期の施肥のポイントは
鉢植えの場合
開花に関係なく、既定倍率に希釈した液体肥料を。
庭植えの場合
株から約30cm離して円状に、適量の粒状肥料をばらまき、土にすき込む。
うどんこ病や黒星病の病原菌は越冬するため、病気の対策もしっかりしておくことが大切です。
12月は、バラ作りの始まりの月。
休眠期のこの時期には、防寒対策と次のシーズンのための寒肥が欠かせません。
施肥のやり方は
鉢植えの場合
植え替え時に有機質を配合した緩効性肥料を土に混ぜる。(冬は液体肥料いらない。)
庭植えの場合
株から約30cm離れた2ヵ所に、深さ・直径ともに30cmの円状の穴を掘る。掘り上げた土を半量に分け、片方には牛ふん堆肥をバケツ1/2杯、もう一方には適量の粒状肥料をよく混ぜて、2つの穴にそれぞれ埋め戻す。
生育は止まる時期ですが、適切なお手入れをするようにしましょう。
2月になると、バラが休眠期を終えて活動を始めます。
この時期にしておきたいのが剪定や施肥、病害虫の防除です。
<剪定>
2月中旬までに行います。
休眠期を終えて活動を始めてから剪定すると、枝先に蓄えられた養分が切り取られてしまいます。活動が始まる前に済ませてしまいましょう。
<施肥>
鉢植えの場合
適量の粒状肥料を株元にばらまく。(2-3月も液体肥料には早い)
庭植えの場合
適量の粒状肥料を株元にばらまく。
肥料を与えたあとは、水をたっぷりと与えるといいでしょう。
※バラにはバラの専門肥料が最適!
追肥に「マイローズばらの液体肥料 」
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バラが愛らしく芽吹くとうれしいものですが、一つの芽にたくさんの芽が吹いてしまうと、枝が込み合って風通しが悪くなったり、枝が太く育たなくなります。
そのため、複数の芽が同じ場所から芽吹いてきたら「芽かき」をしましょう。
芽かきのポイントは3つ
①手で摘む
②力強い芽を残す
③芽が伸びた時をイメージして残す芽を選ぶ
芽が1〜2cmくらの小さい段階で行うとベストです。
バラの開花はすぐそこです。
適切な施肥やお手入れを行って、来るべきバラの開花シーズンに備えましょう。
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木立性バラのお手入れ~肥料はいつ?どうやって?「芽かき」はどうやる?~園芸知っトク情報のページです。
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