ベニカケムシエアゾール

※印は本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。

作物名	適用害虫名	使用方法	総使用回数※
まさき	ケムシ類、ミノウスバ	噴射液が均一に付着するように約30cm以上離れた所から数回断続して噴射する。	本剤：4 回以内 クロチアニジン：6 回以内 フェンプロパトリン：6 回以内
つつじ類	ケムシ類、ツツジグンバイ		本剤：4 回以内 クロチアニジン：4 回以内 フェンプロパトリン：6 回以内
くちなし	ケムシ類、オオスカシバ
さんごじゅ	ケムシ類、サンゴジュハムシ
さるすべり	ケムシ類、アブラムシ類
樹木類（まさき、つつじ類、くちなし、さんごじゅ、さるすべりを除く）	ケムシ類

※庭木に噴射する場合、一カ所に集中して連続噴射すると植物に影響がでる場合がありますので、局所的な集中噴射は避けてください。
※本剤はジェット噴射のため、約１分５０秒で全量噴射されます。

• （2011年5月25日付：さるすべりの追加）

① 植物から約30cm以上離して、薬液が均一に付着するように１～３秒ずつ断続的に噴射してください。また、新芽、新葉、花弁には十分注意してください（冷害）。
②ぼけには使用はさけてください（薬害）。
③花にかからないように注意してください（シミ等の薬害）。
④ 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。

① 体調のすぐれない時は散布しないでください。
② 取扱に注意してください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には医師の手当てを受けてください。
③ 室内及び人体に向けて噴射しないでください。
④ 散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
⑤ 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は、直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください（刺激性）。
⑥ 本剤は、のど、鼻、皮ふなどを刺激し、かゆみを生じる場合があるので注意してください。
⑦ 自動車、壁などの塗装面、樹脂、大理石、御影石に噴射液がかからないよう注意してください（変色）。
⑧ ミツバチ及び蚕に影響がありますので注意して使用してください。
⑨ 街路、公園等で使用する場合、散布区域に縄囲いや立て札を立て、散布中及び散布後（最小限その当日）に関係者以外は立ち入らせないでください。小児、人畜等に留意してください。
⑩ 使用後の空缶は戸外でボタンを押してガスを出しきったことを確認してから捨ててください。

治療法：フェンプロパトリンには、メトカルバモール製剤の投与が有効です（動物実験で報告）。