STサプロール乳剤
- 草花
- 観葉
- 花木
- 庭木
- 野菜
- ハーブ
- 果樹
- 芝生
有効成分 | トリホリン |
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薬剤登録 | 農林水産省登録第22136号 |
性状 | 淡黄色澄明可乳化油状液体 |
剤型 | 乳剤 |
商品特長
- 病気の予防効果と葉の中に侵入した病原菌まで退治する治療効果を兼ね備えた殺菌剤です。
- 特に防除の難しい、バラの黒星病に優れた効果を発揮し、各種植物のうどんこ病やさび病にも効果があります。
- 乳剤のため計量しやすく、また散布後の葉の汚れも少なく花(ばら、きく)の観賞価値をそこないません。
使用方法
水でうすめて散布
適用病害と使用方法
※印は本剤及びその他の有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量★ | 使用時期 | 総使用回数※ | 使用方法 |
花き類・観葉植物(ばら、きくを除く) | うどんこ病 | 1,000倍 | 100~300L/10a | 発病初期 | 5回以内 | 散布 |
ばら | うどんこ病、黒星病 | |||||
きく | 白さび病 | 1,000~1,500倍 | ||||
芝 | さび病 | 1,000倍 | 1~2L/㎡ | 発病初期 | 6回以内 | |
日本芝、 西洋芝(ベントグラス) |
フェアリーリング病 | 10L/㎡ | ||||
メロン | うどんこ病 | 2,000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | ||
きゅうり、なす | 1,000~2,000倍 | 5回以内 | ||||
さやえんどう | 1,500倍 | 3回以内 | ||||
いちご | 2,000倍 | 5回以内 | ||||
ねぎ | さび病 | 800~1,000倍 | ||||
しそ | 1,000倍 | 収穫3日前まで | 2回以内 | |||
ピーマン | うどんこ病 | 収穫前日まで | 3回以内 | |||
トマト | 葉かび病 | |||||
もも | 灰星病 | 800~1,000倍 | 200~700L/10a | 5回以内 | ||
食用ぎく | 白さび病 | 1,000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | ||
かき | うどんこ病 | 200~700L/10a | 4回以内 |
★使用液量の単位の読み替え方:「L/10a」=「ml/㎡」(例100~300L/10=100~300ml/㎡)
・2011年11月9日付:使用制限変更
・2018年2月28日付:ピーマン、ねぎの変更
・2019年6月27日付:しその追加
・2023年11月22日付:花き類・観葉植物の追加
ばら、きくの変更
効果・薬害等の注意
①使用量に合わせ薬液を調整し、使い切ること。
②石灰硫黄合剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤及び微量要素肥料との混用はさけてください。
③カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
④適用作物群に属する作物又は祖の新品種に本剤を使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所または販売店等に相談することが望ましいです。
⑤ばらに使用する場合、品種(クィーンエリザベスなど)によっては高温乾燥時に薬害を生ずるおそれがありますので、所定の使用濃度を厳守するとともに、夏期などの高温時は朝夕の涼しい時に散布してください。
⑥メロン、いちごには薬害を生ずるおそれがありますので、所定の散布濃度を厳守してください。
⑦いちごに使用する場合、品種「芳玉」には薬害を生ずるおそれがありますので使用しないでください。
⑧野菜に使用する場合、高温時や幼苗及び軟弱ぎみの栽培条件となっている場合には、薬害を生ずるおそれがありますので使用しないでください。
⑨菊に使用する場合、品種(新精興など)、作型(促成栽培など)によっては散布後の新生葉に奇形などを生ずるおそれがありますので留意して使用してください。特にはじめて使用する品種、作型ではあらかじめ小面積で試用して使用条件下での薬害の有無を確認するなど、注意して散布することが望ましいです。
⑩本剤はなし(幸水系、晩三吉等)に対して極微量で薬害を生じますので、付近にある場合はかからないように注意して散布してください。また、同一の散布器具、容器を用いてなしに薬剤散布をしないでください。やむをえず本剤使用後の散布器具をなしに使用する場合は、薬液タンク、散布器具、配管部分、ホース等の内部を十分に洗浄したのち、更にその散布器具を用いて、散布を予定しているなしのすべての品種の新葉の少数(数枚程度)に清水を散布し、7日程度おいたのち薬害を生じないことを確認した上で使用してください。
安全使用上の注意
①誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合は吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせてください。
②原液は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、医師の手当を受けてください。
③本剤は皮ふに対して刺激性があるので、散布液調製時及び散布の際は不浸透性手袋、ゴム長靴、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
④本剤は自動車や壁などの塗装面に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意してください。
⑤公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
魚毒性:水産動植物(魚類)に影響を及ぼす恐れがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
使用方法
使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
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