STゼンターリ顆粒水和剤
商品特長
世の中に、天然のPOWERを。
(有効成分が天然物由来の製品のシンボルマーク)
使用方法
水でうすめて散布
適用表
効果・薬害等の注意
・ 石灰硫黄合剤、ボルドー液などの農薬及びアルカリ性の強い葉面散布施用の肥料などとの混用はさけてください。
・ はくさいに対しては薬害を生じるおそれがありますので、所定の希釈濃度を厳守してください。
・ はくさいに対しては、品種によっては薬害が生じるおそれがありますので、結球期以降の散布は注意してください。
・ カーネーションに使用する際は、薬液の付着により葉のワックス層が溶脱する場合がありますので、収穫間際の散布はさけてください。
・ 本剤は若令幼虫に有効ですので、若令幼虫期に時期を失しないように散布してください。
・ 本剤の所定量に所定量の水を加え、十分かき混ぜて散布液を調製してください。
・ 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
・ 使用に当たっては展着剤を加用することが望ましいです。
・ 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意してください。
・ 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所または販売店等と相談することが望ましいです。
安全使用上の注意
・ 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください(刺激性)。
・ 皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください(刺激性)。
・ 作業時は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
・ 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
・ かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
・ 公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や散布に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
魚など環境に対する注意
・ 蚕に対する毒性がありますので、養蚕主要県その他主要養蚕地帯及び養蚕農家、共同飼育所などの周辺では使用しないでください。また、これら以外の場所でも付近に桑園がある場合は飛散してかからないよう風向等に十分注意して散布してください。なお、本剤の使用に当たっては散布地域の使用制限に従ってください。
・ マメコバチの活動に影響を及ぼすおそれがありますので注意してください。
・ ミツバチに対して影響がありますので、以下のことに注意してください。
① ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
② 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
③ 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
作用性
■STゼンターリ®顆粒水和剤の作用性
害虫の中でアオムシ・ヨトウムシ・ケムシなどのチョウ目害虫の幼虫の消化液はアルカリ性です。本剤はそのアルカリと反応して効果があらわれる殺虫剤です。チョウ目害虫が本剤を作物とともに食べると、幼虫の消化管の中で有効成分の結晶毒素(殺虫性タンパク質)がアルカリ性消化液で分解されて活性化し、中腸の壁にある幼虫特有の受容体(レセプター)と結合して細胞を破壊して麻痺、摂食停止、衰弱させて死に至らせます。完全な致死までには1~3日かかりますが、摂食はすみやかに止まりますので食害を最小限に抑えることができます。一方、動物がBT剤を食べても腸には結合するレセプターがなく、体外に排泄されるため人畜への影響はありません。
使用方法
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商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。