2021年3月15日配信号 vol.100記念号

メルマガ100号を迎えました♪

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花と緑のメールマガジン「Let's GARDENING」は、2013年よりスタートし、おかげさまで本号で100回目を迎えることとなりました。ひとえに、皆様のご愛顧とご支援によるものと厚く御礼申し上げます。今後とも花と緑のメールマガジン「Let's GARDENING」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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★☆ガーデニングコラム 「今日もみちくさ」厳選記事☆★

メルマガ100号を記念して、ガーデニングコラム「今日もみちくさ」の筆者、ウチダトモコさんに思い入れの強い記事を厳選して頂きました!今まで、季節ごとにいろいろなみちくさを楽しんできた私たち。春夏秋冬に分けた記事となっておりますので、ぜひ読んでみてくださいね!

 
 

 ◆◇ガーデニングコラム 「今日もみちくさ」 その95◇◆
ラナンキュラスとアネモネと

 その月に行いたい園芸作業と資材の情報を配信しているこのメルマガも、通算100号とのこと。幸先のよい、春のスタートです。
2月はうぶな春模様。3月になると一気に景色は色めき立ちます。自粛気味が続く世の中ですが、春のカラーに身を埋めたくて、ガーデンショップに立ち寄ります。

 

◆ 多様性を広げたラナンキュラス

 近年、ガーデンショップの店頭で、棚のスペースを一段と広げてきた品目といえば、何を思い浮かべますか?

 私はラナンキュラスを挙げたいと思います。

 10年ほど前にラックスシリーズが登場して以来、品目全体としての注目度も確実にアップしました。

 

 従来からあるアシアティクス系の品種は、薄い花弁が何重にも重なった丸く優雅な花容が魅力。パキッと鮮やかな単色に加え、縁取りの入った複色が主なラインナップでした。これに近年、花形は同様ながらも、複雑な色目をもつ、いわゆるニュアンスカラーの品種群が登場。ひと株ずつ違う色彩は、まるで印象派画家のカラーパレット。好みのカラーがきっと見つかるだろうと思わせるほどに、そのバリエーションは豊富です。

 

 ラナンキュラス(Ranunculus)の学名のRanunはカエルを意味し、これらがカエルの棲むような湿地に自生することに由来するそう。しかしながらアシアティクスは過湿が苦手。水はけのよい土で育て、花後に茎葉が枯れて休眠に入ったら、球根を掘り上げて秋まで乾燥保存します。
 ところがラックスシリーズのラナンキュラスは、この掘り上げから乾燥保存の手間が不要です。初夏に休眠に入ったら、そのまま鉢を軒下などに放置。秋口に植え替えて目覚めを待ちます。そう、ちょうどシクラメンの夏越しと同様の管理で何年も楽しむことができます。
 その理由は、ラックスがアシアティクスと他の系統の交配から生まれた種間交配種だから。各種類のいいとこ取りをした結果、光沢のある花弁というラックスならではの魅力だけではない「育てやすさ」を獲得したのです。

 

◆ 血筋を守りながらアップデートするアネモネ

 ラナンキュラスと並んで語られることが多い球根植物がアネモネ。こちらもそろそろ開花が始まっています。ところで、両者の見分け方をご存じですか。

 ラナンキュラスの花が花弁なのに対し、アネモネの花弁に見える部位は、実は萼片。だから花首を見ると萼がなく、茎には突然一番上の葉がついているのです。

 

 ガーデンショップで探してみると、アネモネは一般的な交雑選抜種のコロナリア系園芸品種が主流ながらも、各原種の魅力のままに選抜された品種も目に留まります。たとえばパブニナ。こちらはダイヤモンドリリーや原種シクラメンの育種で著名な横山園芸さんがかつてヨーロッパから持ち込み、日本の気候下で栽培しやすいように選抜してきた品種です。カラーも多様で、新たなスプリングガーデンの素材として注目されています。

 

 きょうだいのように語られ、扱われることもあるラナンキュラスとアネモネ。春が近づいて、強い南風が吹く日も増えてきました。風に揺れるすらっと長い花茎を持つ花に、つい目が留まる今日の「みちくさ」です。

PROFILE

 

ウチダトモコ [プロフィール]

園芸ライター、グリーンアドバイザー、江戸東京野菜コンシェルジュ。
園芸雑誌、ライフスタイル誌などの編集、ライターを経て、現在は主にウェブで提案および取材執筆活動中。

 
 

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花と緑のメールマガジン vol.100はここまで!

次回の配信もお楽しみに!

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発行日:2021年3月15日
発行元:住友化学園芸株式会社ホームページ事務局

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