2021年4月23日配信号 vol.101
超便利、新コンテンツ誕生！「ガーデンドクター(R)AI」
『HTMLメールが表示できない場合はこちらから↓』
https://www.sc-engei.co.jp/mm_bk/101_20210423.html
ガーデニングをしていて植物の様子がおかしい、でも原因がわからない…虫or病気？などと困った事がありませんか？
そんな時は新コンテンツ「ガーデンドクター(R)AI(アイ)」をご活用ください！
スマートフォン、デジタルカメラなどで撮影した植物の写真をアップロードすると、AIが自動で虫なのか病気なのかを判定・診断して、症状や有効薬剤までナビゲートしてくれます。
電話で相談する時間が…少し気になるから自分で調べてみたい時など、webで気軽に解決！園芸ライフをもっと便利にしてくれるコンテンツ、ぜひご活用ください！
■◎ ホームページのおすすめコンテンツ紹介 ◎■
★☆公式youtube「住友化学園芸チャンネル」がパワーアップ☆★
園芸の基本となる情報系の動画コンテンツ「How to動画～ガーデニングの疑問を解決！～」がスタート！水でうすめる薬剤の使い方、園芸売場店頭の冊子系ツールの使い方など、ビギナーからガーデナーの方もタメになるコンテンツをどんどん公開していきます。
また、お困り事解決として、商品の使い方やコツを詳しく解説する「ガーデンドクターTV」も同時にスタートしました！
ぜひ、youtube「住友化学園芸チャンネル」のチャンネル登録をお願いします！
★☆学校花壇＆菜園応援プロジェクト2021☆★
住友化学園芸は、毎年全国の小学校から数多くのご応募をいただく「学校花壇＆菜園応援プロジェクト」を通じて、小学生の皆さんが花と緑を育てる活動を応援しています。
2021年の応募受付期間は4月30日（金）まで！ぜひご応募ください。
※2021年の花育キャラバン（学校訪問活動）は、新型コロナウィルス感染拡大防止および各学校教育カリキュラムの調整と変動を鑑み中止とさせていただきます。
プロジェクトにご参加いただいた小学校からのメッセージもご紹介しています。
◆◇ガーデニングコラム 「今日もみちくさ」 その96◇◆
季節を先取りするということ
観測史上もっとも早い開花となったソメイヨシノはあっという間に新緑を広げ、いつもならタネまきシーズンの到来をお知らせしてくれるサトザクラ系のあでやかな花が、入園入学式を飾ってくれました。
つまり今年の園芸作業は見切り発車気味？さっそくリサーチしようと「みちくさ」に出かけます。
◆ 栽培適期とのジレンマ
「ジャガイモの種イモが売り切れていて、今年はつくるのを諦めたんだよね」。
毎年区民農園で野菜栽培を楽しんでいる方が、ふとそんなぼやきを聞かせてくれました。
ジャガイモの種イモの植え付け時期は３月からサトザクラが咲く4月中旬ぐらいまで。今年は年始早々に販売が始まり、3月には行きつけの園芸店でも種イモは完売していたそうです。
そもそも園芸は季節先取りの側面もあって、例えば野菜の促成栽培は、「初もの」を有り難がる文化が底支えしてきました。いち早く市場に出荷されれば高値がつき、栽培技術の高さの証にもなったのです。
余談ですが、ナスの促成栽培は東京の湾岸地域である江東区の旧砂町あたりで始まりました。海の埋め立てに使ったゴミが自然発酵して発熱し、その熱を利用したといわれています。
しかし、気温と日照時間が大きく影響を及ぼす植物の生長において、特別な施設を持たない家庭園芸では、栽培適期を遵守してこそ、その品目や品種の特性が最大限に発揮できるといえます。
見切り発車気味に販売開始されるのは、経済活動上、否定はさることながらもはや逃れられないでしょう。しかしながら同時に、植え付け適期までの間、入手後の種苗を家庭で適切に維持保管する方法を周知させる必要を強く感じるようになりました。ジャガイモの種イモなら暗すぎない乾燥した日陰で保管するか深めに植えること。またトマト、ナス、キュウリなどはいったん5号鉢ぐらいに仮植えし、夜間は屋内に取り込むこと。菜園に植えた苗は夕方から朝まではビニールのあんどんやホットキャップで覆うといった一手間が欠かせません。
◆ やっぱり春は焦らずに
幸いにも今年は季節が早く進んでいて、サクラの開花と照らし合わせれば、2週間ほど早く作業が進められます。
しかし、先人の言葉で「春の作業はゆっくり目に」といわれています。これは、春は先々日照時間がのび平均気温も上がりますから、いくらでも遅れを取り戻すことができるからです。また、急激な夜温の低下の可能性を考えれば、園芸店の華やかでそそられる風景に惑わされることなく、しっかりと天気予報の予想気温をチェックしておき、作業に落としていくことが大切です。
4月も残りわずか。初夏を間近に控え、いよいよトマト、ナス、キュウリなどの夜間防寒も不要になりそうです。あくまでも様子をみながら作業を進めましょう。
そして今度は日差しの強さが気になる季節に入ります。葉焼けしやすい植物には、遮光の準備もお忘れなく。
