2018年1月12日配信号 vol.68【2018年スタート!】

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あけましておめでとうございます。
新年を迎え今年は新しい植物を育てよう、どんなお花を咲かせようなど、今後のガーデニングプランに心を躍らせている方もいるのではないでしょうか。
住友化学園芸は2018年の新たなスタートとして、公式Facebookページを1月5日より開設しました。
園芸・ガーデニングのまめ知識やお花のいろいろな情報をご紹介していきますのでぜひFacebookをのぞいてみてください。
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 ◆◇ガーデニングコラム 「今日もみちくさ」 その63◇◆
一番身近な多肉植物に教わったこと

 クリスマス、年末年始と慌ただしく駆け抜けて、室内や戸外で小さな炎に触れる機会がありました。そうそう、お焚き上げなんかも、現代においては「生きている炎」と間近に接する機会かもしれません。
 そんな時期、夜の暗闇に浮かぶ松明(たいまつ)を見つけました。もちろん、あの植物です。

 

◆ 冬の松明


 冷え込む深夜、ちょっと猫背になりながら帰路をてくてく急いでいたら、暗い路地の塀際に灯る松明を見つけました。スッスッと立ち上るそのオレンジ色の輝きは、見紛うことなき、キダチアロエの花です。
 主に民間療法などで薬用に利用されること、そして温暖地では地植えで冬を越せる丈夫さもあって、キダチアロエは町のあちこちで見かける多肉植物。多肉ブームの昨今ですが、もっともポピュラーで見慣れた多肉植物といえば、キダチアロエかもしれません。
 寒い冬に花を立ち上げるその姿とオレンジ色に心がほんのり温まることもありますが、キダチアロエは寒さを好んでこの時季に咲いているわけではありません。ほかの多くのアロエ類と同様、キダチアロエは「春秋型」の多肉植物。つまり、生育期は春、および秋で、一般的な草花などと同じです。春に成長して株を充実させ、苦手な暑い夏はいったん成長を停止させます。晩夏から初秋にかけて再び成長期となり、蕾をあげて開花するけれど、本体は寒さに備えて成長はストップさせているというわけです。
 ですから、花が咲いているからと、水や肥料が必要なわけではありません。地植えで冬を越せる丈夫さは、この休眠によって得られているもの。むやみに水や肥料を与えてしまうと、春の成長期を前に傷んで枯れてしまうこともあるので注意しましょう。
 なお、人気のハオルチアやセダム類、メセン類も「春秋型」です。

 

◆ 冬型、夏型のわかりにくさ


 さて、多くの科にまたがり、種類も多い多肉植物は、その生育型に応じたグループ分けで呼ばれます。
 まず「冬型」。冬が生育期のため、冬の柔らかな日ざしにはしっかり当てましょう。寒さに強いものが多く、開花中の株もありますが、そこはやはり多肉植物。5℃以下になる場合は、室内に取り込みます。夏は成長を停止させるために、水やりを控えます。一般的な植物に例えるなら、ちょうどシクラメンのような扱いです。このことから、寒冷地や積雪地では「冬型」も室内管理するのがイメージできるでしょう。
 この時期注意したいのが、夏に生育し、冬は生育停止している「夏型」。代表的な種類がサボテン類です。生育停止しているおかげで、そこそこの低温にも耐えます。ただし、冷え込む日や夜間は、室内に取り込んだ方が傷みません。
「冬型」「夏型」の呼び名は生育期の季節のちがいからつけられましたが、耐寒性や耐暑性は種類ごとで微妙な違いがあります。今は「冬型」の生育期ではありますが、くれぐれもその種類の耐寒温度とその日の最低気温に応じた置き場所を配慮したいものです。
 今や、1年で最も寒い時期(1/5〜2/3)。この時期、鉢の出し入れは人間にとってもなかなかの手間ともいえますが、いったん傷むと枯れなかったとしても、傷跡となって残ってしまう多肉植物です。こまめな置き場所判断で、冬も楽しい多肉ライフをお過ごしください。

PROFILE

 

ウチダトモコ [プロフィール]

園芸ライター、グリーンアドバイザー、江戸東京野菜コンシェルジュ。
園芸雑誌、ライフスタイル誌などの編集、ライターを経て、現在は主にウェブで提案および取材執筆活動中。

 
 

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花と緑のメールマガジン vol.68はここまで!

次回の配信もお楽しみに!

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発行日:2018年1月12日
発行元:住友化学園芸株式会社ホームページ事務局

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