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 2018花育キャラバンの活動

2018年に園芸活動に参加いただいた小学校からのメッセージをご紹介しています。

豊島区立千早小学校(東京都)(としまくりつちはやしょうがっこう)
 2018花育キャラバン実施校

 千早小学校は、かつては千川上水の清流が流れ、今でも緑豊かな住宅地にある学校です。きれいに整備された校庭に桜の大木が並び、約320名の児童が毎日笑顔で通学しています。

 今回花育キャラバンに参加してくれたのは、4年1組と2組の59名の児童たち。事前に授業で花の種類や色、高さなどを勉強し、イメージを作ってから当日の花壇づくりを迎えました。キャラバン当日は暖かい秋晴れの一日。校庭に全員集合して、グリーンアドバイザーから、花苗のポットからの取り出し方や植え方、チューリップやクロッカスの球根の植え方などを教えてもらい、花壇への植え付けをスタートしました。

 チームに分かれて、スコップと土入れを使って、花壇の奥からチューリップ、キンセンカ、ビオラ(紫)、ビオラ(ピンク)、クロッカスの順番に植えていきます。チューリップは、しっかりと球根が植え付けられる深さまで穴を掘り、球根の向きに注意して丁寧に置きます。一人ひとりが大事そうに球根を持ち、やさしく植えていく姿が印象的でした。キンセンカやビオラは、花がきれいに並ぶように、左右の配列や間隔に注意して植えていきます。いちばん手前にクロッカスを植え付けて作業は完了。最後にグリーンアドバイザーから水やりの方法を教えてもらい、きれいに手を洗って楽しい花壇づくりは終了しました。春になって球根の花が咲き、新しく広がる華やかな花壇を楽しみにしていてくださいね。

花壇にテープで線を描いて、花を植える位置を決めます
花壇にテープで線を描いて、花を植える位置を決めます
全員スコップをもって、いよいよ花壇づくりスタート
全員スコップをもって、いよいよ花壇づくりスタート
チューリップの球根は、球根3つ分ぐらいの深さに穴を掘ります
チューリップの球根は、球根3つ分ぐらいの深さに穴を掘ります
ビオラの苗をポットからていねいに取り出します
ビオラの苗をポットからていねいに取り出します
チームに分かれて、各種類の球根や苗の配置に気をくばりながら植えていきます
チームに分かれて、各種類の球根や苗の配置に気をくばりながら植えていきます
ビオラの苗をポットからていねいに取り出します
グリーンアドバイザーの説明をみんな真剣な表情で聴いています
作業が終わったら、しっかりと手を洗います
作業が終わったら、しっかりと手を洗います
職員室前の奥行きが70cmある花壇が完成しました
職員室前の奥行きが70cmある花壇が完成しました
遊具前にある花壇も完成。左右17mもある広い花壇にみんなで協力して植えました
遊具前にある花壇も完成。左右17mもある広い花壇にみんなで協力して植えました
最後にみんなで記念撮影
最後にみんなで記念撮影

 担任の先生より

 事前に少しだけ花の種類や植え方、高さや色を考えて花壇をつくることなどを学習しました。今日はそれらの学習が実践でき、グリーンアドバイザーの方からさらに詳しく教えていただいたので多くの学びがありました。たくさんの花や球根に触って、土にも触れて、良い経験ができたと思います。みんなとても興味をもって楽しく過ごせたと感じています。

 花育キャラバンスタッフより

 「花を植える経験を通して、植物を大切にする心や、その植物を低学年の児童に見てもらい楽しんでほしいという気持ちを育てたい」という先生からのご要望もあり、秋から春まで育てることができるビオラやキンセンカ、球根から育てる楽しみがあるチューリップやクロッカスを取り入れました。児童の視点からでも楽しめるように、花壇の奥にチューリップやキンセンカなど背の高い花、いちばん手前に地面に近いところに咲くクロッカスを配置しています。みんなで協力して大事に育てて、春には花壇にきれいな花が咲きそろうことを願っています。

江戸川区立第六葛西小学校(東京都)(えどがわくりつだいろくかさいしょうがっこう)
 2018花育キャラバン実施校

 荒川と江戸川に囲まれた第六葛西小学校は、600名以上の児童たちが通い、創立20周年から続くネパールとの交流も盛んな元気いっぱいの小学校です。

 花育キャラバンに参加してくれたのは、2年生の92名。今回は、来年の創立45周年に向けた花壇づくりとチューリップの鉢植えにチャレンジです。花壇には、40周年の時に児童のアイデアで作られたキャラクター「ろっくりくん」と「45」の文字をたくさんの色のパンジーで描きます。事前にグリーンアドバイザーの方々にパンジーを植える位置にマルチシートと石灰を使って印をつけてもらいました。

 はじめにパンジーのポットからの取り出し方や植える穴の掘り方などを教えてもらって、いよいよスコップを片手にスタート。3つのチームに分かれて、順番にデザイン画と印をもとにパンジーを植えます。縦と横の列を揃えて、デザイン通りに色を間違わないように並べるのはとても難しい様子。みんな真剣な表情で一株ごと穴の深さや位置を確かめながら植えていきます。

3チームがすべて植え終わったら、次はチューリップの鉢植えです。チューリップは児童ひとり一人の植木鉢に赤・白・黄の3色の球根を植えます。まず球根を3つ受け取って、鉢の土を手でかき混ぜて耕します。次に球根の大きさに合わせて穴を掘り、球根の向きに注意してていねいに植えます。全員が自分の鉢に植え終わったら、スコップを片付けて、所定の位置にみんなの植木鉢を並べて作業は終了です。全員で記念撮影をして、ちゃんと手を洗って、花壇づくりは楽しく終了しました。45周年を迎える来春に、きれいに咲きそろうのが楽しみです。

パンジーの植え方を真剣に聞く児童たち
パンジーの植え方を真剣に聞く児童たち

花壇のデザインは、「ろっくりくん」と「45」を中心に多彩な色で

ピンク:ナチュレローズピンク

薄青:ソルベXPモルフォ

オレンジ:ナチュレトゥルーオレンジ

濃青:ナチュレオーシャン

黒:ブラックディライト

赤:ナチュレローズ

白:ナチュレホワイト

青:ピエナラベンダーマジック

黄:ナチュレクリアレモン

スコップを片手に準備は万端、いよいよ花壇づくりスタート
スコップを片手に準備は万端、いよいよ花壇づくりスタート
配置と色をしっかり確認して、パンジーを植えます
配置と色をしっかり確認して、パンジーを植えます
みんな一緒に、楽しく1株ずつ植えていきます
みんな一緒に、楽しく1株ずつ植えていきます
スコップ入れから取って使って、終わるとちゃんと片付けます
スコップ入れから取って使って、終わるとちゃんと片付けます

スコップ入れから取って使って、終わるとちゃんと片付けます

スコップ半分ぐらいの深さに掘ります
スコップ半分ぐらいの深さに掘ります
赤・白・黄色のチューリップの球根を並んで受け取ります
赤・白・黄色のチューリップの球根を並んで受け取ります
植木鉢の中の土を手でかき回して、土をやわらかく耕します
植木鉢の中の土を手でかき回して、土をやわらかく耕します
3つのチューリップの球根を、向きに注意して植えます
3つのチューリップの球根を、向きに注意して植えます
植え終わったみんなの植木鉢を、クラスごとに並べます
植え終わったみんなの植木鉢を、クラスごとに並べます
パンジーで45の数字とろっくりくん、わかりますか?
パンジーで45の数字とろっくりくん、わかりますか?
手をきれいに洗って作業終了
手をきれいに洗って作業終了
最後に全員で記念撮影、お疲れさまでした
最後に全員で記念撮影、お疲れさまでした

 担任の先生より

 キャラクターのろっくりくんと45周年の数字で構成されたデザインがとても良いですね。だんだん育って、春にきれいに咲きそろうのがとても楽しみです。花壇に花で絵や文字を描くのは、子供達にはなかなか難しい作業でしたが、とても良い経験になったと思います。お花を大切に育てる心、おもいやりの心が育まれるとうれしいです。

 花育キャラバンスタッフより

 来年が45周年ということで、今回の花壇の設計は第六葛西小学校のキャラクター「ろっくりくん」の絵と「45」の数字を取り入れました。多彩な色があるパンジーを使って表現します。45の文字は白のパンジーで、周囲は赤にして数字を目立たせます。またろっくりくんはオレンジと濃い青、白、黒のパンジーでつくります。ろっくりくんの背景は、キャラクターが浮かび上がるように2色の波模様にしました。パンジーを15cm間隔に1株、縦11列、横86列を色分けする複雑な構成ですが、皆さん上手に植えてくれました。水やりをしっかりやって、大事に育ててほしいと思います。来年の春には鮮やかなキャラクターや文字が見られることを願っています。

2018年年花育キャラバンの活動の参加校からのメッセージをご紹介しています。
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