病害虫ナビ黒点病

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被害症状

りんご、みかんなどで実や葉に細かい黒い斑点が生じます。

生態

りんごでは6月中旬ごろ、細かい濃緑色の小点が幼果実のお尻の部分に現れます。梅雨に雨が多く、気温が高いと多発します。幼果に感染してから発病するまで30日程度かかる場合もある。
みかんでの感染時期は梅雨期と秋雨期で、雨が多いと多発します。感染してから発病するまでは1週間程度。病原菌は葉や果実へ感染するのと同時に枯枝へも感染します。落ちている枯枝でも感染し3年くらい生存するので降雨の度に増殖します。若木では黒点病がほとんどみられないのに古い樹ほど被害が増えるのはこのためです。

防除方法

りんごの場合、伝染源は前年の被害落葉と被害果実なので残っているなら春先にかき集めて処分しましょう。梅雨の降雨時から感染が始まるので梅雨明けすぐの薬剤散布が有効です。
みかんでは枯枝、落ちた枝が感染源になるので古枝を適宜剪定し、下に落とさず取り除くことが大切です。

この病害虫から植物を守る
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