病害虫ナビそうか病
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発生カレンダー
発生時期:5月、6月、10月、11月
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被害症状
「そうか」とは痘痕(あばた)のこと。その名のとおり、かんきつ類の実やジャガイモのイモにあばた状の病斑が出来るのが特徴です。
生態
かんきつや落花生のそうか病は「糸状菌」、じゃがいもやにんじんのそうか病は「放線菌」と、それぞれ病原菌が異なります。糸状菌が原因のそうか病は梅雨時や雨の多い初夏に発生しやすいです。放線菌のそうか病は、植え付けの時点で感染が始まります。特に放線菌のそうか病はアルカリ土壌で発生が助長されるのが特徴ですので、じゃがいもを植え付けるときは土壌酸度を確認しておくとよいです。
防除方法
かんきつのそうか病の場合、前年に発病した株では越冬病葉が次年度の発生源になるので、発病した葉はなるべく剪定するようにします。また苗木あるいは成木であっても新葉が多く出てくると、発病しやすい傾向があります。じゃがいものそうか病は、いわゆる連作障害の一種で、前年には発病が見られた畑では翌年も出やすくなります。また土壌酸度がアルカリに傾いていると発生が助長されます。野菜を育てる場合、植え付け時に石灰を混ぜ込んで土壌酸度を調整することが多いですが、じゃがいもに関しては石灰の施用について注意する必要があります。
この病害虫から植物を守る
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