病害虫ナビテントウムシダマシ(幼虫)
植物につく虫
汁を吸う虫
茎葉を食べる虫
家のまわりの虫
不快な印象を与える虫
発生カレンダー
発生時期:4月~9月
カレンダーは拡大してご覧ください。
被害症状
幼虫も成虫も葉を食害します。葉を網目状に食い荒します。
生態
関東以西など気温の高い地域ではニジュウヤホシテントウが、関東以北など気温の低い地域ではオオニジュウヤホシテントウが発生します。どちらも成虫で落葉の下、樹皮の隙間などで集団で越冬し、5月頃に葉裏にまとめて数十個の卵を産みつけ、雌は一生の間に300個前後の卵を産みます。ふ化直後の幼虫は群生し葉を食害しますが、次第に分散していきます。6~7月ごろに成虫となりますが、食害は続きます。低温地域ではこの成虫が越冬しますが、気温が高い地域ではこの成虫が夏頃に産卵し、もう一度秋に成虫が発生し、越冬します。
防除方法
成幼虫とも見つけたら取り除きます。成虫は植物をゆらすと、落下して死んだふりをして、しばらくすると飛んで逃げていくので、網などで素早く捕まえます。
まめ知識
同じテントウムシでも星の数が7個あるナナホシテントウはアブラムシを食べる天敵です。星の数が28個あるニジュウヤホシテントウは成幼虫とも葉上にいてナス、トマト、ジャガイモなどのナス科植物を加害します。そのため、テントウムシでありながら「テントウムシダマシ」という名前でも呼ばれています。
この害虫から植物を守る
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