病害虫ナビネキリムシ

植物につく虫
汁を吸う虫
茎葉を食べる虫
家のまわりの虫
不快な印象を与える虫
発生カレンダー
発生時期:4月~6月、9月~11月

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被害症状

地際部の茎がかじられる、または食い切られるため被害植物は枯れてしまいます。

生態

カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ(夜蛾)の幼虫の総称で、一見すると根を切られたように見えるためネキリムシ(根切虫)と呼ばれています。幼虫の状態で土の中で越冬し、暖かい地方では早春から活動し年3~4回発生します。卵は一個ずつ葉に産み付けられ、ふ化直後は葉を食害していますが単独なため虫も被害も目立ちません。大きくなると昼間は土中に隠れ、夜間に茎を食害します。

防除方法

被害を受けた植物のまわりの土中に隠れていますが、数cm程度掘り返すだけで簡単に見つけることができるので、見つけたらつまんで取り除きます。薬剤では「家庭園芸用サンケイダイアジノン粒剤3」を土に混ぜるか、「サンケイデナポン5%ベイト」・「ネキリベイト」をまいて退治します。

この害虫から植物を守る
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