病害虫ナビハムシ
植物につく虫
汁を吸う虫
茎葉を食べる虫
家のまわりの虫
不快な印象を与える虫
発生カレンダー
発生時期(幼虫):6月~7月、(成虫)4月~9月
カレンダーは拡大してご覧ください。
被害症状
幼虫と成虫どちらも植物を加害しますが、種類によって加害部位は異なります。
【幼虫:根、成虫:葉】
クロウリハムシ、ウリハムシ、キスジノミハムシの幼虫の被害は根を食害されることです。養分の吸収ができなくなって生育が悪くなり、大発生すると、苗だけでなく樹木でも枯れることがあります。成虫の被害は葉を葉脈だけ残して網目状に食害するため生育や美観が損なわれることです。
【幼虫、成虫:葉】
サンゴジュハムシ、ヘリグロテントウノミハムシは幼虫、成虫共に葉を食害します。
生態
コガネムシを2回り程度小さくした体長5~8mm前後の虫で、ハムシと呼ばれ、コガネムシと同じ甲虫類の仲間です。種類は多いのですが、どんな植物にも寄生するというよりは、ウリハムシはキュウリなどのウリ科植物に、サンゴジュハムシはサンゴジュに、キスジノミハムシはダイコンなどのアブラナ科の植物に寄生するというように種類によって寄生植物が異なります。成虫の発生は年1回です。幼虫期には土の中と葉の上で過ごす種類があります。
防除方法
成幼虫とも見つけたら取り除きます。成虫は触るとすぐに落ちて逃げてしまうので、下に落としてから掃きとります。ウリハムシなど土中で幼虫になるものも、畑を耕したり、鉢土を入れ替える時に見つけたらすぐに取り除きます。
この病害虫から植物を守る
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