病害虫ナビサビダニ

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被害症状

多発時期は7~8月で高温乾燥を好みます。かんきつ類で発生するミカンサビダンでは実の表面が灰褐色のサビ状になり、症状が進むと茶褐色~黒褐色に変色します。トマトで発生するトマトサビダニでは実の表面が硬貨し、メロンの網目のような多数の細かい亀裂におおわれます。

生態

ミカンサビダニは成虫で越冬します。トマトサビダニは休眠せず、0℃以下では生きられないので、施設内または温暖な地方での繁殖に限られます。新芽が展開する時期になると産卵が始まり、春から秋にかけて繁殖し続けます

防除方法

ミカンサビダンの場合、多発時期は7~8月の高温乾燥時なので、梅雨明け直後の薬剤散布が効果的です。前年に発生が多発した圃場では梅雨前に予防的に薬剤散布をしておくと効果的。トマトサビダニは定植時の苗で持ち込まれることが多いので、定植後にの薬剤散布が効果的です。

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