病害虫ナビ葉かび病

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被害症状

下葉から発生し、初期は葉表に黄緑色の斑点がシミ状に現れます。症状が進むと葉裏に薄い茶色でビロード状のカビが生え、葉表の斑点も黄色くなり、やがて褐色になってきます。

生態

トマト、ミニトマトのみで繁殖します。前年に発生して枯れた葉や周辺の資材などに付着して残っていた胞子が飛散することで次の感染が広がります。発病後は葉裏に病斑を生じ、そのに出来た胞子がまた風で飛散し、さらに感染が広がります。

防除方法

ビニールハウスなどで多湿になると発生が助長されるので、風通しを良くし、土壌の排水性を良くすることで発生は抑えれます。薬剤で予防する場合は「STダコニール1000」「GFワイドヒッター顆粒水和剤」「サンケイオーソサイド80」、発生初期であれば「GFベンレート水和剤」「ベニカグリーンVスプレー」「ベニカベジフルVスプレー」「モスピラン・トップジンMスプレー」「GFモストップジンRスプレー」が有効です。また有機栽培(オーガニック栽培)には「家庭園芸用カリグリーン」が使用できます。

この病害虫から植物を守る
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