古木に付着する地衣類~ウメノキゴケ~
ウメノキゴケとは | うめ、さくら、まつ等の古木の枝や幹などに張り付いて、一年中見かけますが、植物の病気ではありません。また名前はウメノキゴケですが、コケの仲間ではなく、地衣類の一種です。地衣類とは菌類の仲間で、藻類と共生して生活するという特徴があります。 |
被害 | ウメノキゴケは地衣類の一種です。地衣類とは菌類の仲間ですが藻類と共生することで生活します。菌類は樹皮の隙間に付着し、水分を取込み藻類にも供給する一方、藻類は光合成をして養分を作ります。古木で木肌が荒れてくると、めくれた樹皮の隙間に水が溜まり、そこにウメノキゴケの菌が付着して増殖します。 |
防除方法 | 気になるようであれば削り取り、切り口には病原菌の侵入防止に「トップジンMペースト」を塗布しましょう。 |