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害虫のあれこれ

植物につく害虫は発生する場所によって加害する植物の部位が異なります。葉・茎・花などの地上部を加害するもの・根(地下部)を加害するものがあります。それぞれの場所でどのような害虫が発生するのか、また、植物をどのように加害するのかご紹介しています。

植物につく「害虫」とは?

発生場所

害虫は植物の様々な部位を加害しますが、害虫の発生場所で大きく分けると葉・茎・花などの地上部を加害するものと、根(地下部)を加害するものがいます。地上部を加害する害虫として代表的なものにはアブラムシ、アオムシ、コガネムシ成虫などがいます。
地下部(根)を加害する害虫では、土を掘った時にコガネムシ幼虫を見かけることがしばしばありますが、目に見えないほど小さなセンチュウという害虫もいます。
地上部で発生する害虫は直接目にすることが多いのですぐに被害に気がつき対処することができますが、地下部(根)を加害された場合、なんとなく生育が悪くなり、株がぐらぐらしているのでおかしいなと思って引っ張ると根がすっかり無くなっていることもあります。

地上部を加害する害虫

地下部を加害する害虫



加害方法

害虫が植物を加害する状況は大きく分けると、植物の汁を吸う場合と、植物を食べる場合があり、前者は吸汁性害虫、後者は食害性害虫のしわざです。汁を吸う害虫(吸汁性害虫)で代表的なものではアブラムシ、ハダニ、カメムシなどがいます。食害性害虫ではアオムシ、ケムシ、コガネムシがいます(コガネムシの場合、成虫は葉を食害し、幼虫は根を食害します)。

汁を吸う害虫(吸汁性害虫)

食害性害虫

害虫の発生場所と加害方法について解説しているページです。
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