病害虫ナビつる枯病

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茎葉を食べる虫
家のまわりの虫
不快な印象を与える虫
発生カレンダー
発生時期:5月下旬~9月上旬

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被害症状

茎の地際部が灰色から淡い黄褐色になり、病気が進行すると病斑部は軟らかくなってきて、裂けめからヤニが出てくることもあります。さらに進行するとその表面に黒い点々が多数あらわれ、つるはしおれて枯れてしまいます。葉では葉縁の方から扇状に褐色の病斑が広がり枯れこみます。

生態

うり科の植物でよく発生します。雨が多く湿度が高いと発病しやすくなりますが、キュウリなどでは比較的低温の時期からも発生します。枯れた被害葉や土中で越冬した病原菌が降雨などによるはね上がりにより広がります。

防除方法

うり科植物の連作はさけます。特に地這いのキュウリで発生しやすいので、降雨などによる泥はねを防ぐため支柱をたてて栽培し、水やりも株元になるべくかからないようにします。定植後、敷きワラなどでマルチングをするのも泥はねを防ぐのに役立ちます。梅雨からの発生が多いので6月以降7~10日おきにベンレート水和剤、ダコニール1000などを数回散布して予防します。また、発病初期には病斑部にトップジンMペーストを塗布します。

この病害虫から植物を守る
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