病害虫ナビクロケシツブチョッキリ

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不快な印象を与える虫
発生カレンダー
発生時期:5月~9月

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被害症状

春から秋にかけて、つぼみが付く時期にあわせて発生します。体長3㎜程度の小さな黒いゾウムシの仲間です。つぼみのすぐ下に産卵管を刺し、茎の中に卵を産みつけます。新芽の茎には産卵しませんが、同様に刺します。すると、つぼみや新芽は首のところで折れて枯れてしまいます。

生態

成虫は体長3㎜程度で全体に黒色で、鼻先が長い形をしたゾウムシの一種です。4~5月ごろ成虫が発生しはじめて9月ごろまでの間、蕾や新芽を加害します。蕾の下、数cmの所に穴を開けて茎の中に産卵します。成虫は産卵した周辺にも傷をつけるので、やがて蕾が枯れ落ちます。新芽にも同様の傷をつけるので、新芽の先端が枯れてきますが、ここには産卵はしません。幼虫は枯れ落ちた蕾を食べて成長し、土の中で蛹の状態で越冬します。

防除方法

とにかく小さくて、葉に付いている所を素手でつまみ取ろうとしても、すぐにコロっと下に落ちて逃げてしまいますが、軍手をしていると捕まえやすいです。もしくは、わざとしたに落として、掃き取る方法もあります。

この病害虫から植物を守る
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