コーヒーノキ

コーヒーノキの実が着かない原因としてどのようなことが考えられるか記載しています。併せて、その対策方法もご紹介しています。

実が着かない

温度条件が原因!

 コーヒーは熱帯果樹ですが、32℃以上の高温と8℃以下の低温では、良好な生育や開花・結実が難しくなります。15~30℃の間が生育適温とされています。夏の高温と強光線や霜にあわせないようにすることが大切です。夏はなるべく西日を避け、冬は霜よけのために室内に取り込むなどの管理が必要です。ただし、冬の温度管理でも室内の窓辺やサンルーム、温室などに入れる場合、日中に温度を上げ過ぎて翌朝に冷え過ぎるといった昼夜の温度較差が大きいのも生育には好ましくありません。温度を上げ過ぎることによって萌芽が早まり、中途半端な伸張をすることで、枝の充実が妨げられて花芽は着きにくくなります。昼夜の温度差が、なるべく10~15度程度以内になるよう、置き場所に工夫が必要です。逆に日に当てるために昼間は寒い屋外に出し、夜間は暖房のある部屋に置くことは良くありません。

 たとえば夜間に8度ぎりぎりまで温度を下げる場合は、それに合わせて昼間の温度も20度前後に下げてやることが大切です。

肥培管理が原因!

 生育に適した温度条件であれば、年間に何回も芽が伸びます。そのため枝が充実せず、逆に花芽が着きにくくなります。枝の伸びを抑えて花芽を着けるにためには、根の伸長を制限してやることです。たとえば鉢植えにすることで、根の伸びを抑え、必要以上に養水分を吸収させないようにします。また水やりや施肥も、伸ばしたいときには十分に、伸びを抑えたいときには控えめにやるのが良いです。特に施肥については、少なくとも9月以降は新梢が伸びないように、適正な与え方をすることが大切です。

樹勢が強いことが原因!

 枝の伸びが強い場合は、枝を直立して伸ばさず、ひもなどで誘引し、横か斜め方向に枝を伸ばすようにすると、伸びが抑えられ枝が充実し、花芽が着きやすくなります。また、幹に環状剥皮をおこなうことも、枝の充実を図る方法の一つです。

コーヒーノキの実がならない原因について解説します。
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