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準備と植え付け|ナツツバキの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ナツツバキを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

ナツツバキ写真

 ナツツバキの仲間は、アジアと北アメリカに8種が分布し、日本にはナツツバキ、ヒメシャラ、ヒコサンヒメシャラの3種が自生します。野生種は、いずれも初夏に白い花を咲かせますが、珍しいものとしては、雄ずいが青い北アメリカ原産種、マラコデンドロン(Stewartia malacodendron)や中国原産で常緑性のプテロペティオラータ(S. ptero-petiolata)などがあります。

植えつけ方

植えつけ

 ナツツバキは自生地で落葉樹林内に生えるため、直射日光や土壌の乾燥を嫌います。このことから、家庭では、西日の当たらない半日陰で、極端に乾燥しない場所に植えつけます。夏に直射日光が当たるような場所では葉焼けを起こします。土壌は選びませんが、粘土質で水はけの悪い場所は避けるようにします。

 植えつけは落葉中の11下旬~3月中旬に行ないます。寒冷地では厳冬期を除いた11~12月、もしくは3月がよいでしょう。根鉢の大きさの2~3倍の大きさの植え穴を掘り、完熟堆肥や腐葉土を掘り上げた土の1/3量混合したもので植えつけます。根の隙間に土が入るように、根鉢と植え土の間を棒などで突きながらたっぷりと水やりをします。幹がぐらつかないように、しっかりと支柱を立てます。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ナツツバキの育て方のページです。
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