4月にタネをまいて育った苗(ここではナスタチューム)、ハンギングバスケット、培養土、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」
*ほか、いっしょに植える苗、ラベル、ジョウロ、手袋など。
植物をタネから育ててみませんか。小学校のころ、アサガオやヒマワリのタネをまいて、育てた思い出がある人もいることでしょう。思えばこの小さくて硬いタネから、みずみずしい芽が出て育ち、やがて花が咲くなんて、ちょっと不思議な感じがします。小さくてダイナミックな植物のドラマを、身近に感じてみましょう。
その1:ハンギングバスケットをつくる
Process 1
ハンギングバスケット1個分の培養土を用意し、適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を
偏らないように混ぜておきます。
Process 2
ハンギングバスケットには鉢底ネットや鉢底石は不要です。
そのままProcess 1 の培養土を半量ほど入れます。
Process 3
ポリポットから取り出した苗を配置します。
Process 4
苗をハンギングバスケットに据えたとき、苗についた土の表面が、縁から2cmほど下であればOK。
ハンギングバスケットのなかの土の量を加減して、高さを調整しましょう。
これは、水を注いだ時に水が溢れないようにするためのスペースです。
Process5
苗の根鉢の間にProcess 1 の培養土を少しずつ入れます。
ときどきハンギングバスケットを揺すって、すき間なく培養土を入れましょう。
Process 6
植えつけが終わったところ。今回はジャノヒゲ'白竜(はくりゅう)'も一緒に植えました。
Process 7
株元へまんべんなく水を注ぎ、ハンギングバスケットの底からしみ出してくるまで、たっぷり与えましょう。
ハンギングバスケットへの水やりは、必ず床や地面に下ろして作業します。
この後は?
鉢は日当たりと風通しのよい、落下の危険がない場所に吊るしましょう。
土の表面が乾いたら、ハンギングバスケットの底から流れ出て来るまで、たっぷり水やりします。
植えつけから2~3カ月経ったら、規定の倍率に薄めた液体肥料「花工場原液」を2週に1回ほど施します。
「液体肥料 花工場原液(容量 480ml・800ml・1200ml)」
液体肥料「花工場原液」
植物は、土に含まれる養分を根から吸収し、成長しています。もし、土の養分が足りなかったら、植物はすくすくは育たず、花を咲かせることができません。植物の生長を支えるために与える養分。それが肥料の役割です。春は、植物が大きく生長する時期でもあります。しっかり肥料を与えて、元気な植物を育てましょう。
その2:先月、鉢に植えた植物のお手入れは?
そろそろ蕾がつき、花が咲き始めた株もあるのでは?引き続き、こんなお手入れを。
鉢は、植物の性質に合わせて、日なたや半日陰などを選んで置きましょう。
鉢の中の土の表面に触れてみて、乾いていたら、鉢の底穴から流れ出てくるまでたっぷり水やりします。
2週間に1回、液体肥料「花工場原液」(写真)を、規定量に薄めて水代わりに施しましょう。
あるいは、株元へ粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をパラパラまいて施します。