さまざまな趣向が凝らされた盆栽鉢は、趣味家ではなくても、眺めているだけでワクワクしてきます。だけどいざ盆栽を育ててみようと思っても、なかなか敷居が高いもの。
それでは好みの盆栽鉢で、おなじみの丈夫な植物を育てることからトライ。鉢がちょっと変わっただけで、植物の表情も違って見えますね。
浅い盆栽鉢でも、小さな多肉植物なら大丈夫。思わず虫眼鏡で観察したくなる楽しいひと鉢です。
Process 1
鉢穴に鉢底ネットを当てて、曲げたアルミワイヤーをさします。
Process 2
鉢のなかは、曲げた部分を左右に倒して鉢底ネットを固定します。鉢の裏側に出たアルミワイヤーは、左右に開いておきます。
Process 3
用土に適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜておきます。一般的な植物の、1/3~1/2量ほどが適量です。
Process 4
セダムの根鉢を丁寧に崩し、ひと株親指ほどの大きさに株分けしておきます。小さなフォークで根をほぐしていきましょう。
Process 5
Process 3 の用土を鉢底が隠れる程度に敷き詰め、Process 4 の株を配置します。小さなフォークで根元に用土を集めるようにしてひと株ずつ丁寧に植えましょう。
Process 6
すべての株を植え終えたら、株元が露出しないようにすき間から、小さなスプーンを使ってProcess 3 の用土を注ぎます。
Process 7
全体のバランスを見て、株元を持ってそっと動かし、調整します。たっぷり水やりをして完成です。
「そのまま使える花工場観葉植物用」
薄めずそのまま使えるシャワータイプの手軽な液体肥料です。2週に1回程度、水やりの後、10mlを与えます。
使用した植物
植物/セダム(右上から時計回りに'子持ち蓮華'、斑入りマルバマンネングサ、アクレアレウム(中央)、モリムラマンネングサ、'ドラゴンズブラッド'、オオゴンマルバマンネングサ)