さまざまな効力があるといわれているハーブ。特にラベンダーは、ガーデニングでも人気の草花です。幅広い用途があるラベンダーをドライフラワーにして、吸湿作用のある重曹と組み合わせて、シューズキーパーをつくってみました。湿気やにおいが気になるシューズボックスで、控えめながらも大活躍してくれるでしょう。
代表的なハーブのひとつ。いくつもの種類がありますが、古くから薬用に使われてきたのは、イングリッシュラベンダーの基本種です。化粧品など美容にも使われるほか、防虫、殺菌にも利用されています。暑さや蒸れに弱いので、高温期は風通しのよい場所で育てます。根が弱いので、土の過湿と乾燥にも注意しましょう。
Process 1
ドライフラワーにしたラベンダーの花をばらしたものと、重曹を用意します。好みでラベンダーのエッセンシャルオイルを用意してもよいでしょう。婦人サイズの靴 1 足分で、重曹250~350g、ドライのラベンダー7~15gほどが目安です。
Process 2
ボウルにProcess 1 を入れ、軽く混ぜ合わせます。エッセンシャルオイルを加えるなら、この段階で数滴たらします。
Process 3
好みの布を18~20cm×8~10cm ほどに2枚切り、中表にして袋状に縫います。口はひもを通せるように、折り返して縫っておきましょう。布の耳を利用すると簡単です。
Process 4
Process 3 を表に返し、中にProcess 2 を8分目ほどまで入れます。袋の口を外側に折り返して作業するとラク。
Process 5
Process 4 の口を戻し、ゴム通しで好みのリボンを通します。リボンを結んで口を固く閉じ、完成です。
湿気を吸収して固まった重曹は、袋から取り出して、掃除に利用しましょう。浴室や洗面台、トイレなどにおすすめ。ラベンダーが香り、掃除が楽しく!
制作 Round*R www.round-r.com