取材協力/大彰園
夏休みの企画展などでも見られる食虫植物。一般の草花とは違う生活をしている植物なので、なじみがうすいかもしれません。
食虫植物は湿地に生える植物なので、土が乾かないように、絶えず湿らせておくように管理します。また、土が含んでいる肥料で十分育つので、肥料を与える必要はありません。
虫の代わりにゆで卵の白身や豆腐をほんの少しだけ与え、捕虫の様子を観察することもできます。ただし、過剰にエサを与えたり、何度も触ると傷んでしまうことを、お子さまに教えてあげてください。
なお、ハエトリグサは、冬になると休眠するために茎葉が枯れますが、株は生きています。植え込み材料が乾いたら水を与えるという通常の管理を続けましょう。春になると新芽が出て、新たな茎葉がのびてきます。