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■再発生の軽減■

殺虫剤の中でも「ペルメトリン」は比較的安定した成分なので、散布後しばらくの間は害虫の「再発生を軽減する」効果もあります。グラフは薬剤散布の翌日に1株当り10頭のアブラムシを放虫し、その後の再発生の状況を調査した結果です。ご覧のように対照殺虫殺菌スプレー剤(接触効果のみ)を散布した株では、3日目より明らかな再発生が確認され、5日目以降は顕著な増加がみられました。これに対し、「ベニカXスプレー」を散布した株では、散布3日目までほとんどアブラムシの再発生は見られず、5日目以降も他剤と比べてその増加が軽減されているのがわかります。



【バラのアブラムシに対する再発生の軽減】


・供試植物:バラ(スカーレットミミ) 
・試験期間:2001.4.2~2001.4.9 
・規模:1区1鉢 4反復
・試験方法:アブラムシ発生のバラに供試薬剤を散布した翌日、アブラムシを10頭ずつ放虫し、生存虫数を調査した。 
・試験場所:弊社製品開発センター温室内

【「アブラムシ」の増え方】

アブラムシは単為生殖と言ってメスだけで増えることができます。さらにアブラムシは卵ではなく幼虫の状態で子供を生みます。その為増殖速度はかなりのもので、条件さえ良ければ、一匹のアブラムシが一週間後には1,000匹くらいに増えることもあります。したがって「再発生を軽減」させることはアブラムシ退治の重要なポイントの一つです。

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