2024年に園芸活動に参加いただいた小学校からのメッセージをご紹介しています。
東京都中野区立
桃園第二小学校(ももぞのだいにしょうがっこう)
「校舎建て替え2025。 ありがとう! ラストまで花いっぱいで見送り隊!」
強風対策の為、密植です。チューリップは、環境委員の生徒と一緒に配置しました。
花壇端から端まで奥までぎっちりです。
無事に育ってくれたらいいな。
桃園第二小学校の校庭に花壇や菜園が、体育館の表と裏には畑があり、児童、先生、地域ボランティア、主事の方などで管理をしています。その他にも生徒個人が育てているプランターがあります。
花壇は四季を通して100種以上、畑ではトウモロコシ、インゲン、カボチャなどインディアン方式を見習って育て始めました。後2年ほどで取り壊しになる校舎ですが、70年子どもたちを見送った校舎を花いっぱいで見送りたいと考え、何もなかった花壇や畑を再生してきました。個人活動なので、出せる予算も抑えなければなりませんが、植物、虫好きな子どもたちや保健室登校児などと、土を通して自然に触れてほしいと活動しています。
春に咲いている植物は日向、花壇はチューリップ、アリッサム、ネモフィラ、ラベンダー、ムスカリ、パンジー、ビオラ、水仙、オンファロデス、ニゲラ、亜麻、ノースポール、マーガレット。これらが寂しくなる頃にペチュニア、ホリホック、ゴデチア、クラスペディア、オルレアが咲き始めます。畑では、現在、ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、インゲン、里芋、キャベツを栽培しています。トウモロコシとカボチャは教室登校が難しい生徒さんと収穫ができれば良いなと思い、初めてみました。
春は強風が直撃するので、チューリップ球根は密に植え、ダブルデッカーでパンジー等を配置しています。予算がないので、球根か種から育苗して植えています。植える前や球根等の掘り上げ時には、虫好きの子供達が花壇や畑、腐葉土枠から小石や雑草、幼虫を競い合いながら取り出してくれます。花壇の花が欲しい場合、伝えてくれたら強剪定を兼ねて切ってあげています。虫好き、花好き、話好きの子達のおかげで、注意看板を立てなくても、花壇が荒れる事がありません。
初めは花の好きな子が集まってきましたが、土の再生をするようになってから、虫が増えて、花好きだけではなく、虫好きの子供たちがお手伝いをしてくれるようになりました。近所の方々もお散歩に花を楽しんでくれている姿を見て、マンションのベランダでは味わえないやり甲斐と価値があることに喜びを感じます。
今回いただいた肥料は、各クラスに1本の液肥を配布して、個人プランターに使用してもらいます。マイガーデンは主に花壇につかい、生徒個人のプランターに堆肥が必要な際は、先生を通して適量を子供達に配布してもらおうと思っています。この度は、プロジェクトに選んでいただきありがとうございました。いただいた肥料を使って、花や野菜を大切に育てていきたいと思います。
植物を育てるにあたり、連作障害についてあまり理解されていないので、同じ畑でジャガイモを育ててしまったりしています。今後、連作障害の事や追肥の事、正しい水のあげ方、野菜の育て方や土づくりなどの簡易マニュアルなどがあれば良いなと思います。
園芸好きの人見知りが、学校で1人園芸活動を始めました。保護者や近所の方は植えてある花の質問、冬には湯気の出ていた腐葉土枠に興味をもつ生徒が質問、手伝いたい等(幼虫探し目的の子も)言ってくれたり、いつもありがとうと言ってくれたり。好きな事をしていただけなのに、別の何かが満たされる感じがしました。休み時間に、花や虫を見に出てきてくれる子達も増え、虫好きの少年少女が益虫と害虫を覚えてくれた今、花壇防衛の最強の仲間になってくれた事、最高です。
トウモロコシ、インゲン、カボチャ、ジャガイモ、里芋、キャベツ、日向、チューリップ、アリッサム、ネモフィラ、ラベンダー、ムスカリ、パンジー、ビオラ、水仙、オンファロデス、ニゲラ、亜麻、ノースポール、マーガレット、ペチュニア、ホリホック、ゴデチア、クラスペディア、オルレア。
千葉県鎌ケ谷市立
初富小学校(はつとみしょうがっこう)
「花いっぱい♡ 笑顔いっぱい♡ 愛あふれる初富小!」
パンジーでつくった50周年記念花壇。春にはチューリップも咲きました!
活動の様子・・次回の夏花壇に向けて花壇整備作業中!
初富小学校では先生、保護者、地域ボランティアや地域コーディネーターの方などの管理で前庭や校舎まわりに花壇や菜園があります。
正門を入った目の前に大花壇があるので、子どもたちや保護者、来校者に見てもらえるよう一年中花をたやさないようにしています。とくに運動会や秋祭りに合わせ植え替えを行い季節の花を楽しんでもらうようにしています。また、冬~春にかけては千葉県の花である「菜の花」の種を蒔いて育て、たくさん咲かせています。
春~夏はマリーゴールド、日々草、ひまわり、サルビア。秋~冬はビオラ、ノースポール、菜の花などを植えています。また、切り花にして校内を飾ったり、卒業式の飾り付けにしています。菜園では学年ごと授業にあわせ、朝顔・さつまいも・なす・ピーマン・ツルレイシ・米・じゃがいも・ミニトマトなどを育てています。
近年の夏の暑さで水やりが大変です。また活動が月2回ほどなので除草が追いつかないことがあります。
今回いただいた肥料は、学校花壇の植え替え時の元肥や追肥などに使い、子どもたちが育てている花や野菜づくりに活用させて頂きます。これからも学校園の活動を応援してください!このたびはありがとうございました。
活動は保護者や地域ボランティアの集まる場となっているので、年代の異なる親たちの子育て話や学校の情報交換が楽しみの一つにもなっています。また、活動している姿を子どもたちに見てもらえることやデザインを考えながら植えた花壇の花々を「きれ~い」と言ってもらえることや、花壇を作っている姿を見てもらえること、また年代の異なるママ友ができることが最大の楽しみややり甲斐となっています。
昨年、創立50周年だったので、中央花壇にビオラで50の花文字を作り、式典参加の皆さまや子どもたちに楽しんでもらいました。1年中、花が絶えることなく咲く初富小は、花いっぱい笑顔いっぱいの自慢の学校です。これからも花壇のきれいな学校として地域の方々や子どもたちに楽しんでもらえるよう活動を続けていきたいと思います。
マリーゴールド、日々草、ひまわり、サルビア、ビオラ、ノースポール、菜の花、朝顔・さつまいも・なす・ピーマン・ツルレイシ・米・じゃがいも・ミニトマト
山梨県甲州市立
玉宮小学校(たまみやしょうがっこう)
「野菜を育てて、おいしく食べよう!!」
ヒマワリやあさがおなど児童が育てたい植物を育てています。
バケツ稲なども育てています。
さつまいもも大きくたくさん育っています。秋の大収穫祭なども行います。
玉宮小学校では、全校児童25名で、サツマイモを植え、秋には収穫する喜びを味わっています。
前庭、学校の裏の畑、教室、職員室、廊下や水回りで花や野菜を育てていて、学年ごとに児童や先生たちで管理を行っています。学校前の学年ごとの花壇では、「早く咲かないか。」と毎日子どもたちが水をあげています。学年ごとに切磋琢磨しながら、花を育てる喜びも感じています。
小規模校だからこそ、学年ごとに花壇や畑に関わることができ、全員が水やりや草抜きなどに参加し、自分の手で花や野菜を育てて収穫できています。栽培している野菜はさつまいも、とうもろこし、ピーマン、トマト、おくらです。
植物を育てる中で、なかなか芽が出ない植物があり困ることもありますが、自分たちで育てることで、愛情もわき、想像以上に大きく育ったサツマイモに歓喜する姿も見られ、収穫の喜びを全学年が感じています。
今回いただいた肥料は、最大の楽しみである収穫に向けて使用していきたいと思います。ありがとうございました。今後、肥料だけでなく、苗や種なども頂けたら、子どもも喜んで育てると思います。
野菜は、自分で育てるととても美味しいです。 みんなで一生懸命育てて、美味しく頂きましょう!
ビオラ、ノースポール、なでしこ、ポピー、アスター、向日葵、ホウセンカ、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、ピーマン、トマト、おくら、きゅうり、ナス、お米
京都府八幡市立
南山小学校(みなみやましょうがっこう)
「非認知能力を育む学校菜園 'みなみん' ガーデン」
大学生と小学生とで学校菜園を行っています。農学部学生たちと一生懸命植えました。
トマトやトウモロコシ等の野菜を植えました。収穫が楽しみです。
トマトに支柱を立て茎と結ぶ作業をしました。子どもたちの笑顔は最高でした。
南山小学校は校庭や校舎まわりに花壇や菜園があり児童や先生たちで管理をしています。校長室でも花や緑を育てています。
花壇では、夏はひまわり、アサガオなどを植えています。秋冬はパンジー、ビオラ、チューリップ等を植えています。学校菜園は今年から始めました。先日、トウモロコシ、枝豆、トマト、ナス、キュウリ、スイカ、いちご等を植えました。活用方法は食育やSDGs(食品ロス問題)に取り組む予定です。
本校では校区内に隣接している大学(農学部)との連携を目指しています。花壇や菜園の専門の学生から小学生が学びながら植物を育てる楽しみ、苦労、達成感を体験させたいと思っています。
今回いただいた肥料は、花や野菜の成長に応じて追肥として活用し、特に子どもたちに追肥の必要性や「動けない」「話せない」植物のお世話の大変さ、また、子どもたちに植物にとっての栄養の必要性を学ばせたいと思います。
子どもたちの声でもあるのですが、「収穫が楽しみ」「早く成長しないかな」「毎日水やりをしたい」という声を聞くとやりがいや楽しみを感じます。本当に収穫が楽しみです。
素人の教職員がたくさんの人の力をお借りしながら、花壇や菜園を運営しています。そのような学校現場を支えてくれる団体や人材をどのように確保したら良いのか悩んでいます。本プロジェクトに参加している学校同士の交流や意見交換などの機会があればと思います。
この度は、貴社のプロジェクトに当選したことを本当にうれしく思っています。ありがとうございました。
野菜や花を使って特別支援学級の児童の自立活動を行うため、このプロジェクトに参加をしたいと考えました。
今後も花壇や菜園を通じて、子どもたちに自然の大切さや持続可能な社会について考えさせたいと思います。
学校菜園や学校花壇は子どもたちの自立、社会性を養い、植物の生育を得られることが最大の楽しみであると考えています。
トウモロコシ、トマト、ピーマン、レタス、枝豆、ナス、キュウリ、スイカ、いちご、ひまわり、アサガオ、パンジー、ビオラ、チューリップ