病害虫ナビハバチ
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葉が食害されるため、生育が悪くなります。庭木などでは丸坊主になるほど食害されることもあり、美観が著しく損なわれます。草花などでは枯れることもあります。
見た目はイモムシ状で蛾の幼虫のように見えますが、ハバチという蜂の仲間の幼虫です。非常に食欲旺盛で、しかも集団で葉を食害するので大発生するとバラなどでは葉を食いつくすこともあります。種類にもよりますが、4~10月にかけて2~3回発生します。
バラのチュウレンジハバチやオオシロオビクロハバチは若齢幼虫のころは葉を集団で食害するので、見かけたら葉ごと剪定してください。また大きくなると分散しますが、動きは鈍いので見かけたら捕殺してください。
効果的な薬剤はオルトランDX粒剤、ベニカR乳剤、GFオルトランC、ベニカXネクストスプレーです。
その1:【ハバチ】:ケムシ・アオムシのような形態の幼虫でも親になるとチョウやガになるとは限りません。ハチになる種類もいて、これらはハバチと呼ばれています。バラではチュウレンジハバチ、アブラナ科植物にはカブラハバチなど多くの種類がいます。形態が似ていて、同じように葉を食害するため、ケムシ・アオムシと同様に退治します。
その2:チョウ目幼虫の呼び方としてはケムシ、アオムシが一般的です。ケムシは体が毛で覆われている幼虫の総称、アオムシはモンシロチョウ幼虫だけを意味する場合とオオスカシバなど緑色をした幼虫全体を言う場合があります。それでは、毛が無くて緑色以外の呼び方は?毛の無い幼虫の総称としてはイモムシと言う呼び方があります。この項目の表題も本当はケムシ・イモムシかも…。
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